特許
J-GLOBAL ID:201703000509231697

情報処理装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  福田 浩志
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013061805
公開番号(公開出願番号):WO2014-174580
出願日: 2013年04月22日
公開日(公表日): 2014年10月30日
要約:
入れ子の仮想化環境におけるゲストプログラムに、DMAR-HWを提供する際の仮想化を高速化する。第1層VMM、第1層VM、第2層VMM、第2層VMを含む入れ子の仮想化環境で、VM-Exitハンドラが、第1層VM上で動作するゲストOSからのVM-Exitを捕捉する。VM-Exitハンドラは、VM-Exit要因を特定する。VM-Exit要因が、ゲストOSによるvDMAR-HWへのDMARテーブルの設定または更新の場合には、第2層VMMへ処理を移すことなく、第1層VMMでVM-Exit要因に応じた処理を実行する。DMAR仮想化部は、ゲストOSが作成したDMARテーブルを取得し、ゲストOSのゲストメモリ空間をホストメモリ空間に変換したDMARテーブルを作成し、DMAR-HWに設定する。
請求項(抜粋):
第1層の仮想マシンモニタにより構築された仮想マシン上で動作する上位仮想マシンモニタにより上位仮想マシンが構築され、前記第1層の仮想マシンモニタが特権モードで動作し、前記上位仮想マシンモニタ及び前記上位仮想マシン上のゲストプログラムが非特権モードで動作する入れ子の仮想化環境において、前記ゲストプログラムの処理で発生した非特権モードから特権モードへの遷移の要因を特定する特定部と、 前記特定部により特定された要因が、前記上位仮想マシンに割り当てられた入出力装置によるDMAのアドレス変換を設定された変換テーブルを用いて行うハードウェアのアドレス変換機構を仮想化して前記ゲストプログラムに提供される仮想変換機構で用いる仮想変換テーブルの設定または更新の場合に、前記仮想変換テーブル、及び前記ゲストプログラムが動作するゲストメモリ空間と前記第1層の仮想マシンモニタが動作するホストメモリ空間との対応関係に基づいて、前記変換機構で用いる前記変換テーブルを設定する設定部と、 を含む情報処理装置。
IPC (3件):
G06F 13/10 ,  G06F 12/02 ,  G06F 9/46
FI (4件):
G06F13/10 330C ,  G06F12/02 570A ,  G06F12/02 570M ,  G06F9/46 350
Fターム (3件):
5B060AA08 ,  5B060AB09 ,  5B060BA13

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