特許
J-GLOBAL ID:201703000517911265
蒸気圧縮式冷凍機及びその制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
藤田 考晴
, 三苫 貴織
, 川上 美紀
, 長田 大輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-044384
公開番号(公開出願番号):特開2017-161127
出願日: 2016年03月08日
公開日(公表日): 2017年09月14日
要約:
【課題】不凝縮ガスを冷媒から分離して排出する際の消費エネルギーを可及的に抑えることができる蒸気圧縮式冷凍機を提供する。【解決手段】凝縮器5から抽気したガスを冷却して凝縮ガスを凝縮させる冷却部および冷却部によって凝縮されずに分離された不凝縮ガスを外部に排出する排気ポンプ48を有する抽気装置40を備え、凝縮器5における現在の飽和温度と冷却水用伝熱管5aの現在の出口温度との差分である現在温度差と計画値である計画温度差とを演算し、冷却水用伝熱管5aの管内汚れを想定して予め決定された凝縮器5における飽和温度と冷却水用伝熱管5aの出口温度との差分である管内汚れ温度差上昇の情報を用いて現在管内汚れによる温度差上昇を演算し、現在温度差の計画温度差からの上昇が現在管内汚れによる温度差上昇よりも所定値以上大きくなった場合に、抽気装置40を動作させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機と、
該圧縮機によって圧縮された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
該凝縮器内で冷媒と熱交換する冷却水を流通させる冷却水用伝熱管と、
前記凝縮器から導かれた液冷媒を膨張させる膨張弁と、
該膨張弁によって膨張された冷媒を蒸発させる蒸発器と、
前記凝縮器からガスを抽気し、該ガスを冷却して凝縮ガスを凝縮させる冷却部および該冷却部によって凝縮されずに分離された不凝縮ガスを外部に排出する排出部を有する抽気装置と、
該抽気装置を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記凝縮器における現在の飽和温度と前記冷却水用伝熱管の現在の出口温度との差分である現在温度差と計画値である計画温度差とを演算し、
前記冷却水用伝熱管の管内汚れを想定して予め決定された前記凝縮器における飽和温度と前記冷却水用伝熱管の出口温度との差分である管内汚れによる温度差上昇の情報を用いて現在管内汚れによる温度差上昇を演算し、
前記現在温度差の前記計画温度差からの上昇が前記現在管内汚れによる温度差上昇よりも所定値以上大きくなった場合に、前記抽気装置を動作させることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍機。
IPC (3件):
F25B 43/04
, F25B 1/00
, F25B 39/04
FI (3件):
F25B43/04 Z
, F25B1/00 381H
, F25B39/04 J
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