特許
J-GLOBAL ID:201703000539078320
引き違い戸装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-198631
特許番号:特許第6196360号
出願日: 2016年10月07日
要約:
【課題】開口部を2枚の戸単体で閉じたときに、当該2枚の戸単体を一直線上に直列させて互いに突き合い状態とすることの出来る引き違い戸装置を提供する。
【解決手段】第一戸単体7が横動する第一横動経路9の外側の第二横動経路10上を横動する第二戸単体8は、その上端側が、上側横動体33に一対の平行リンク34,35を介して吊り下げられ、第一横動経路9の長さ方向の中央部の内側には、下側横動体16が設けられ、この下側横動体16に軸支された下側アーム70の遊端の主ガイドローラー73が、第二戸単体8の下側第二ガイドレール24に係合し、内側の前記平行リンク34と下側アーム70には、先端にカム従動ローラー50,72を有する制御レバー49,69が連設され、第一戸単体7には、カム従動ローラー50と係合する上側カムレール18と、カム従動ローラー72に係合する下側カムレール19とが設けられている。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 内側の第一横動経路、この第一横動経路の外側に重なる第二横動経路、第一横動経路内をその全域にわたって横動自在な第一戸単体、及び第一横動経路と第二横動経路との間を前後に平行移動自在で且つ第二横動経路内をその全域にわたって横動自在な第二戸単体を備え、この第一戸単体と第二戸単体が、第一横動経路内で直列する直列閉じ位置にある全閉状態から、前記直列閉じ位置での第二戸単体の内側に第一戸単体が重なる第一戸単体開き状態と、前記直列閉じ位置での第一戸単体の外側に第二戸単体が重なる第二戸単体開き状態とに、切り換え可能に構成された引き違い戸装置において、
第二戸単体は、第二横動経路と平行に当該第二横動経路の全域にわたって横動自在な上側横動体に、戸横動方向一対の上側平行リンクを介して、前後平行移動可能に吊り下げられ、床面側には、第一横動経路の長さ方向の中央部領域の内側に、当該第一横動経路の長さより短い下側固定ガイドレールが、床面に形成された凹溝に嵌合固定され、この下側固定ガイドレールの上側が解放した溝状レール部に横動自在に1つの下側横動体が嵌合支持され、この下側横動体の上側には、前記上側平行リンクと同一サイズの水平揺動自在な1つの下側アームが軸支され、第二戸単体には、前記下側アームの遊端のローラーが常時係合する第二下側ガイドレールが設けられ、前記戸横動方向一対の上側平行リンクの内、第一戸単体に近い内側の上内側平行リンクと、前記下側アームには、遊端にカム従動ローラーが軸支された制御レバーが、これら上内側平行リンク及び下側アームに対して逆斜め前方向きに連設され、第一戸単体には、第一第二両戸単体が前記直列閉じ位置にあるときに、前記上下両制御レバーのカム従動ローラーが係合する上下一対のカムレールと、この上下一対のカムレールの内の下側カムレールから外れた下側制御レバーのカム従動ローラーと係合する第一下側ガイドレールが付設され、前記上下一対のカムレールは、前記直列閉じ位置にある第一戸単体と第二戸単体を互いに相対的に接近移動させたとき、前記上内側平行リンクと下側アームを退入姿勢から前方への突出姿勢に連動揺動させて、第二戸単体を第一横動経路内から第二横動経路内に平行移動させた後に、上下両制御レバーのカム従動ローラーから外れる長さを有する、引き違い戸装置。
IPC (2件):
E05D 15/10 ( 200 6.01)
, E05F 5/00 ( 201 7.01)
FI (2件):
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