特許
J-GLOBAL ID:201703000593577005

電圧補償装置および電圧補償装置におけるインバータの連係方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山口 巖 ,  山本 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-041769
公開番号(公開出願番号):特開2017-158385
出願日: 2016年03月04日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】電圧補償装置内に設けられているインバータの起動時に低圧系統の電圧が適正範囲を超過したり系統擾乱が生じたりすることを回避する。【解決手段】停止中の運転モードである停止中モードからインバータ7を低圧系統に連係させてその低圧系統の電圧補償を行う電圧補償モードに移行するに当たり、まず、バイパススイッチ5を停止中モードに対応した閉状態に保ったままで、停止状態にあったインバータ7を起動してその出力電圧を零電圧に制御し、それに続いて、インバータ7の出力電圧を零電圧に保ったままで、バイパススイッチ5をそれまでの閉(ON:オン)状態から開(OFF:オフ)状態に切り替えてインバータ7を低圧系統に連係させた後、そのインバータ7によって電圧補償を行う電圧補償モードに移行する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外部の変圧器(2)から出力される電力を負荷側に送電するための低圧系統である低圧配電線路(14、16)に直列に一次側を接続された直列変圧器(3、4)と、前記低圧配電線路(14、16)から検出される電圧に基づいて前記直列変圧器(3、4)の二次側に補償電圧を供給し、その補償電圧を直列変圧器(3、4)の一次側を介して前記低圧配電線路(14、16)の電圧に重畳せしめるべく出力端子が前記直列変圧器(3、4)の二次側に接続されたインバータ(7)と、前記インバータ(7)の出力端子間のバイパス接続の開閉を行うべく設けられたバイパススイッチ(5)と、前記インバータ(7)の出力電圧を制御する電圧制御部(11)と、前記バイパススイッチ(5)の開閉状態を制御して、前記インバータ(7)の運転を停止中にする運転モードである停止中モードでは、停止中の前記インバータ(7)を保護するべく前記バイパススイッチ(5)を閉状態にして前記インバータ(7)の出力端子間をバイパス接続し、前記インバータ(7)から前記補償電圧を出力させる運転モードである電圧補償モードでは、前記インバータ(7)の出力端子間のバイパス接続を解除するべく前記バイパススイッチ(5)を開状態にするバイパススイッチ制御部(12)とを有する電圧補償装置(1)において、 連係準備モードとして、前記バイパススイッチ(5)を前記停止中モードの閉状態に保ったままで、前記停止中のインバータ(7)を起動してその出力電圧を零電圧に制御し、その後、連係モードとして、前記インバータ(7)の出力電圧を前記零電圧に保ったままで、前記バイパススイッチ(5)をそれまでの閉状態から開状態に切り替えて前記インバータ(7)を前記低圧系統に連係させた後、電圧補償モードとして、前記インバータ(7)による前記補償電圧の出力を実行するように、前記電圧制御部(11)および前記バイパススイッチ制御部(12)の制御動作を前記各モード毎に制御する運転管理部(13)を備えた ことを特徴とする電圧補償装置。
IPC (1件):
H02J 3/12
FI (1件):
H02J3/12
Fターム (1件):
5G066DA07
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る