特許
J-GLOBAL ID:201703000613728765
荷重エネルギー吸収複合材の製造方法及び荷重エネルギー吸収複合材
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-012417
公開番号(公開出願番号):特開2017-132082
出願日: 2016年01月26日
公開日(公表日): 2017年08月03日
要約:
【課題】高い生産性にて製造可能な閉じ断面形状を有する荷重エネルギー吸収複合材及びその製造方法を提供する。【解決手段】第1繊維からなる芯材及び芯材に含浸された第1樹脂からなり且つ開いた横断面を有する骨格部材と、熱可塑性樹脂である第2樹脂及び第2樹脂に混練された第2繊維からなり且つ骨格部材の外側面及び横断面の開口部を覆う閉じた横断面を有する外壁部材と、を備え、骨格部材の横断面の内壁と、骨格部材の横断面の開口部を覆う外壁部材の内壁と、によって画定される中空部を有する、筒状の荷重エネルギー吸収複合材の製造方法において、芯材に含浸させたモノマーを型内重合することによって骨格部材を成形し、繊維強化された熱可塑性樹脂を当該骨格部材の周囲に射出して外壁部材を成形する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
第1繊維からなる芯材及び前記芯材に含浸された第1樹脂からなり且つ開いた横断面を有する骨格部材と、熱可塑性樹脂である第2樹脂及び前記第2樹脂に混練された第2繊維からなり且つ前記骨格部材の外側面及び前記横断面の開口部を覆う閉じた横断面を有する外壁部材と、を備え、前記骨格部材の前記横断面の内壁と、前記骨格部材の前記横断面の開口部を覆う前記外壁部材の内壁と、によって画定される中空部を有する、筒状の荷重エネルギー吸収複合材の製造方法であって、
前記中空部及び前記外壁部材に対応する形状を有する領域である第1領域及び前記中空部に対応する形状を有する領域である第2領域を備える中子の前記第1領域が前記荷重エネルギー吸収複合材の外形に対応する成形空間である第1空間を有する成形型の前記第1空間に配置されている状態である第1状態とする第1工程と、
前記第1状態にある前記中子と前記成形型とによって画定される前記骨格部材の形状に対応する成形空間である第2空間に前記芯材を配置する第2工程と、
前記成形型を閉じ、前記第1樹脂の液状モノマー、重合開始剤及び重合触媒を含む第1原料を前記芯材が配置された前記第2空間内に充填する第3工程と、
前記第2空間内に充填された前記第1原料を加熱して前記モノマーを重合させて前記第1樹脂とすることにより前記骨格部材を成形する第4工程と、
前記中子の前記第2領域が前記成形型の前記第1空間に配置されている状態である第2状態とすることにより前記骨格部材の外側壁と前記第1空間の内側壁との間に前記外壁部材の形状に対応する成形空間である第3空間を生じさせる第5工程と、
溶融された前記第2樹脂及び前記第2繊維を含む第2原料を前記第3空間に射出することにより前記外壁部材を成形する第6工程と、
を含む、荷重エネルギー吸収複合材の製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
4F213AA29
, 4F213AB04
, 4F213AB18
, 4F213AD16
, 4F213AH17
, 4F213WA02
, 4F213WA05
, 4F213WA43
, 4F213WA83
, 4F213WB01
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