特許
J-GLOBAL ID:201703000616627013

高強度高靭性鋼管用鋼板の製造方法及び高強度高靭性鋼管用鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 茂 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-106044
公開番号(公開出願番号):特開2016-223013
出願日: 2016年05月27日
公開日(公表日): 2016年12月28日
要約:
【課題】吸収エネルギーに悪影響を及ぼすことなく低YR化を達成する高強度高靭性鋼管用鋼板およびその製造方法を提供する。【解決手段】特定の成分組成を有する鋼素材を、表面温度:1000°C以上1250°C以下に加熱し、再結晶温度域において第一圧延し、該第一圧延後、900°C以下の未再結晶温度域において累積圧下率40%以上75%以下の条件で第二圧延し、該第二圧延後、下記の冷却開始温度及び冷却停止温度の加速冷却条件で冷却を行うことを特徴とする高変形能を備えた高強度高靭性鋼管用鋼板の製造方法とする。 冷却開始温度: (Ar3-50°C)以上Ar3未満冷却停止温度: 250〜500°C【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.02〜0.09%、Si:0.01〜0.30%、Mn:1.0〜3.0%、sol.Al:0.003〜0.050%、Nb:0.005〜0.10%、Ti:0.005〜0.05%、N:0.0010〜0.0060%を含有し、P:0.030%以下、S:0.010%以下、O:0.004%未満に制限し、さらに、質量%でCu:0.01〜1.0%、Ni:0.01〜1.0%、Cr:0.01〜1.0%、Mo:0.01〜1.0%、のうちから選ばれる1種または2種以上を任意成分として含有し、下記(1)式で計算されるCeq値が0.40〜0.60であり、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する鋼素材を、表面温度:1000°C以上1250°C以下に加熱し、再結晶温度域において第一圧延し、該第一圧延後、900°C以下の未再結晶温度域において累積圧下率40%以上75%以下の条件で第二圧延し、該第二圧延後、下記の冷却開始温度及び冷却停止温度の冷却条件で加速冷却を行うことを特徴とする高強度高靭性鋼管用鋼板の製造方法。 冷却開始温度: (Ar3-50°C)以上Ar3未満 冷却停止温度: 250〜500°C Ceq(%)=C+Mn/6+(Cu+Ni)/15+(Cr+Mo+V)/5 (1) 各元素は質量%での値とする。
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/58
FI (3件):
C21D8/02 B ,  C22C38/00 301A ,  C22C38/58
Fターム (24件):
4K032AA01 ,  4K032AA04 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC02 ,  4K032CC03 ,  4K032CD03 ,  4K032CD05

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