特許
J-GLOBAL ID:201703000806227844

負荷時タップ切換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 菊池 新一 ,  菊池 徹 ,  松本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-055090
公開番号(公開出願番号):特開2017-168775
出願日: 2016年03月18日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】タップ切換の際に開閉動作する開閉器を操作する蓄勢駆動機構の出力トルクが不足する事態が生じるのを防ぐことができる負荷時タップ切換装置を提供する。【解決手段】蓄勢機構に設けられたバネにより付勢されてスライドするスライダの変位を回転運動に変換してクランク板20に伝達して、該クランク板から開閉器に駆動力を伝達する負荷時タップ切換装置において、スライダ5に複数の駆動ローラr1〜r5を取り付けるとともに、スライダが変位する過程で該複数の駆動ローラの何れかが接触するローラ接触領域Sc1〜Sc8を有するローラ接触面を備えた被駆動部をクランク板20側に設け、スライダが変位する過程で被駆動部のローラ接触面に接する駆動ローラを入れ替えることにより、クランク板の各回転角度位置で得られる操作トルクの大きさを適宜に設定し得るようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
変圧器のタップを切り換える際に開閉動作を行なう開閉器と、前記開閉器を操作するために必要な操作トルクを出力する蓄勢駆動機構とを備え、前記蓄勢駆動機構は、バネを蓄勢する蓄勢機構と、前記バネにより駆動されて一平面に沿って直線変位させられるスライダと、前記スライダに対向するように配置されて前記平面と直交する方向に延びる軸線を回転中心軸線として回転し得るように設けられたクランク板と、前記スライダの直線変位を回転変位に変換して前記クランク板に伝達する変位伝達機構とを備えて、前記クランク板から前記操作トルクを出力するように構成されている負荷時タップ切換装置において、 前記変位伝達機構は、前記スライダとクランク板との間のスペースに配置されて前記スライダに対して支持された複数の駆動ローラと、前記スライダが直線変位する過程で前記複数の駆動ローラのうちの何れかを接触させるローラ接触面を前記スペースに臨む側面に有して前記クランク板に固定された少なくとも一つの被駆動部とを備えて、前記スライダが直線変位する過程で何れかの駆動ローラが前記スライダの変位方向の前方側に存在するローラ接触面のみに接して前記被駆動部を前記スライダの変位方向に押すことにより前記クランク板を回転させるように構成され、 前記スライダが直線変位する過程で前記クランク板が設定された角度回転する毎に前記被駆動部を押す駆動ローラが入れ替わり、かつ前記クランク板の各回転角度位置で前記開閉器を操作するために必要な操作トルクが得られるように、前記複数の駆動ローラ相互の位置関係と、前記複数の駆動ローラと前記ローラ接触面との間の位置関係と、前記ローラ接触面のプロフィールと、前記ローラ接触面の各部と前記クランク板の回転中心との間の距離とが設定されていることを特徴とする負荷時タップ切換装置。
IPC (1件):
H01F 29/04
FI (1件):
H01F29/04 502K

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