特許
J-GLOBAL ID:201703000904553806
電力変換装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
木村 満
, 八島 耕司
, 美恵 英樹
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013085132
公開番号(公開出願番号):WO2015-097868
出願日: 2013年12月27日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
過電圧抑制用スイッチの故障により、過電圧抑制回路(14)が構成されない場合にも、半導体素子およびフィルタコンデンサ(5)に過電圧がかかることを防止する。制御部(24)は、フィルタコンデンサ(5)の電圧が定めた値を超えたときに過電圧抑制回路(14)で短絡する。そのとき、過電圧抑制回路(14)が作動していないことを検出すると、交流遮断器(2)および交流スイッチ(8)を開放し、充電用スイッチ(9)を投入する。そして、フィルタコンデンサ(5)の端子(51)(または端子(52))と充電抵抗器(10)に接続するコンバータ素子(41)(またはコンバータ素子43)、および、フィルタコンデンサ(5)の端子52(または端子(51))と変圧器(3)の充電抵抗器(10)に接続しない端子とに接続するコンバータ素子(44)(またはコンバータ素子(42))を点弧する。
請求項(抜粋):
外部回路から電力の供給を受けて、交流電力を出力する電力伝達回路と、
前記電力伝達回路と前記外部回路との間を流れる電流の通電および遮断を切り換える遮断器と、
前記電力伝達回路から出力された交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
前記コンバータの直流側に接続されるコンデンサと、
前記電力伝達回路と前記コンバータの間に直列に接続される充電抵抗器および第1接触器と、
前記充電抵抗器および前記第1接触器を迂回して、前記電力伝達回路と前記コンバータとの間を流れる電流の通電と遮断とを切り換える第2接触器と、
を備え、前記コンバータの出力する直流電力で作動し、回生電力を発生可能な負荷回路に接続される電力変換装置であって、
前記コンデンサの両端の電圧が定めた電圧以上であることを検出する過電圧検出器と、
前記コンデンサの電圧が前記定めた値を超えたときに前記コンデンサを抵抗器を介して短絡する過電圧抑制回路と、
前記コンデンサの両端の電圧が前記定めた電圧以上である場合に、前記過電圧抑制回路が作動していないことを検出する検出部と、
前記コンデンサの電圧が前記定めた値を超え、かつ、前記過電圧抑制回路が作動していないことを検出した場合に、前記遮断器および前記第2接触器を開放し、前記第1接触器を投入して、前記コンデンサの一端と前記充電抵抗器に接続する前記コンバータの素子、および、前記コンデンサの他端と前記電力伝達回路の前記充電抵抗器に接続しない端子とに接続する前記コンバータの素子、を点弧する、制御部と、
を備える電力変換装置。
IPC (1件):
FI (2件):
Fターム (10件):
5H006AA05
, 5H006BB05
, 5H006CA01
, 5H006CB01
, 5H006CB08
, 5H006DA04
, 5H006DB01
, 5H006DC05
, 5H006FA01
, 5H006GA01
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