特許
J-GLOBAL ID:201703001133202719

エジェクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-144162
公開番号(公開出願番号):特開2017-031975
出願日: 2016年07月22日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】適用された冷凍サイクル装置の負荷変動に応じて、冷媒通路の通路断面積を適切に変化させることのできるエジェクタを提供する。【解決手段】エジェクタ13の内部に冷媒通路(ノズル通路13aおよびディフューザ通路13c)を形成する通路形成部材35を変位させることによって、冷媒通路の通路断面積を変化させる駆動機構37として、封入空間37aに封入された感温媒体の圧力に応じて変位するダイヤフラム371を有するものを採用する。さらに、エジェクタ13のボデー30に感温媒体と蒸発器14出口側冷媒以外の冷媒との熱交換を抑制する熱交換抑制部(ディフューザボデー33)を設ける。これにより、蒸発器14出口側冷媒の温度変化に応じて、冷媒通路の通路断面積を適切に変化させることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
蒸気圧縮式の冷凍サイクル装置(10)に適用されるエジェクタであって、 冷媒を減圧させる減圧用空間(30b)、前記減圧用空間(30b)の冷媒流れ下流側に連通して冷媒吸引口(31b)から冷媒を吸引する吸引用通路(13b)、および前記減圧用空間(30b)から噴射された噴射冷媒と前記吸引用通路(13b)を介して吸引された吸引冷媒とを流入させる昇圧用空間(30e)が形成されたボデー(30)と、 少なくとも一部が前記減圧用空間(30b)の内部、および前記昇圧用空間(30e)の内部に配置された通路形成部材(35)と、 前記通路形成部材(35)を変位させる駆動機構(37)と、を備え、 前記ボデー(30)のうち前記減圧用空間(30b)を形成する部位の内周面と前記通路形成部材(35)の外周面との間に形成される冷媒通路は、冷媒を減圧させて噴射するノズルとして機能するノズル通路(13a)であり、 前記ボデー(30)のうち前記昇圧用空間(30e)を形成する部位の内周面と前記通路形成部材(35)の外周面との間に形成される冷媒通路は、前記噴射冷媒および前記吸引冷媒を混合させて昇圧させる昇圧部として機能するディフューザ通路(13c)であり、 前記駆動機構(37)は、温度変化に伴って圧力変化する感温媒体が封入される封入空間(37a)を形成する封入空間形成部材(372)、および前記封入空間形成部材(372)とともに前記封入空間(37a)を形成して前記感温媒体の圧力に応じて変位する圧力応動部材(371)を有し、 前記ボデー(30)には、前記感温媒体と、前記ディフューザ通路(13c)の冷媒入口部よりも下流側の冷媒との熱交換を抑制する熱交換抑制部(33、331)が設けられていることを特徴とするエジェクタ。
IPC (4件):
F04F 5/44 ,  F04F 5/48 ,  F04F 5/46 ,  F25B 1/00
FI (4件):
F04F5/44 D ,  F04F5/48 B ,  F04F5/46 A ,  F25B1/00 389A
Fターム (8件):
3H079AA18 ,  3H079AA23 ,  3H079CC12 ,  3H079DD03 ,  3H079DD16 ,  3H079DD22 ,  3H079DD52 ,  3H079DD54

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