特許
J-GLOBAL ID:201703001188100419

物品をコーティングする方法、コーティング中に穴が閉塞するのを防ぐための水溶性の栓、及び水溶性の栓のペーストで覆われた穴を有する物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 荒川 聡志 ,  小倉 博 ,  黒川 俊久 ,  田中 拓人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-196085
公開番号(公開出願番号):特開2017-096255
出願日: 2016年10月04日
公開日(公表日): 2017年06月01日
要約:
【課題】穴を有する物品をコーティングする方法であって、穴が閉塞しないコーティング方法を提供する。【解決手段】物品の少なくとも1つの穴をペーストで覆うことであって、物品の表面にコーティングを塗布することと、ペーストを水を含む環境に接触させ、コーティングが塗布された物品の表面に少なくとも1つの開いた穴を残すことおよびペーストを除去することとを含んでいる。ペーストは、約20〜80質量%の充填材と、約0.5〜20質量%のリン酸水素化合物と、約0.5〜15質量%のポリヒドロキシ化合物と、約5〜25質量%の水とを含んでいる。充填材は、約0.1〜100ミクロンの範囲の平均粒径を有し、アルカリ金属をドープしたアルミナ、酸化ジルコニウム、酸化チタン、又はこれらの組み合わせを含む第1の材料と、ケイ酸塩を含む第2の材料とを含んでいる。前記第1の材料と前記第2の材料との質量比は約1〜10の範囲である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
物品(100、200)の少なくとも1つの穴(109、209)を水溶性の栓のペースト(250)で覆うことであって、前記物品(100、200)の表面(220)上へ前記穴(109、209)が開口する、覆うことと、 前記物品(100、200)の前記表面(220)に少なくとも1つのコーティング(260)を塗布することと、 前記ペースト(250)を水、水を含む液体、又は前記ペースト(250)を溶解又は再び分散させる水を含む環境に接触させ、前記コーティング(260)が塗布された物品(100、200)の表面(220)に少なくとも1つの開いた穴(109、209)を残すことを含む、前記ペースト(250)を除去することと を含み、 前記水溶性の栓のペースト(250)は、 第1の材料及び第2の材料を含み、約0.1ミクロンから約100ミクロンの範囲の平均粒径を有する、約20質量パーセントから約80質量パーセントの高温耐性の充填材であって、前記第1の材料は、アルカリ金属をドープしたアルミナ、酸化ジルコニウム、酸化チタン、又はこれらの組み合わせを含み、前記第2の材料はケイ酸塩を含み、前記第1の材料と前記第2の材料との質量比は約1から約10の範囲である充填材と、 約0.5質量パーセントから約20質量パーセントのリン酸水素化合物と、 約0.5質量パーセントから約15質量パーセントのポリヒドロキシ化合物と、 約5質量パーセントから約25質量パーセントの水と を含む方法。
IPC (4件):
F02C 7/00 ,  F01D 25/00 ,  F01D 5/18 ,  F01D 9/02
FI (6件):
F02C7/00 D ,  F02C7/00 C ,  F01D25/00 L ,  F01D25/00 X ,  F01D5/18 ,  F01D9/02 102
Fターム (9件):
3G202CA06 ,  3G202CA13 ,  3G202CA14 ,  3G202CA15 ,  3G202CB01 ,  3G202GA08 ,  3G202GA10 ,  3G202GB01 ,  3G202JJ17

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