特許
J-GLOBAL ID:201703001219653616

流体封入式筒形防振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 特許業務法人笠井中根国際特許事務所 ,  笠井 美孝 ,  中根 美枝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-061284
公開番号(公開出願番号):特開2017-172744
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】軸直角方向の入力振動に対する流体流動作用に基づく防振性能を確保しつつ、軸方向の入力振動に対する流体流動作用に基づく防振性能も実現し得る、新規な構造の流体封入式筒形防振装置を提供する。【解決手段】流体封入式筒形防振装置10において、インナ軸部材12を軸直角方向で挟んで対向位置して一対の第一の流体室104が設けられており、第一の流体室104の軸方向両側壁部が本体ゴム弾性体16で構成されていると共に、本体ゴム弾性体16の軸方向外方に弾性膜100が配されており、本体ゴム弾性体16と弾性膜100との間に第二の流体室106が設けられている一方、一対の第一の流体室104を相互に連通する第一のオリフィス通路108と第二の流体室106を一対の第一の流体室104の少なくとも一方に連通する第二のオリフィス通路110とが、アウタ筒部材14の内周側をアウタ筒部材14に沿って延びるようにして形成されている。【選択図】図2
請求項(抜粋):
インナ軸部材がアウタ筒部材を貫通して配設されており、該インナ軸部材と該アウタ筒部材とが本体ゴム弾性体で連結されていると共に、非圧縮性流体が封入された流体室が設けられており、該非圧縮性流体の流動作用に基づく防振効果が発揮される流体封入式筒形防振装置において、 前記インナ軸部材を軸直角方向で挟んで対向位置して一対の第一の流体室が設けられており、該第一の流体室の軸方向両側壁部が前記本体ゴム弾性体で構成されていると共に、該本体ゴム弾性体の軸方向外方に弾性膜が配されており、該本体ゴム弾性体と該弾性膜との間に第二の流体室が設けられている一方、該一対の第一の流体室を相互に連通する第一のオリフィス通路と該第二の流体室を該一対の第一の流体室の少なくとも一方に連通する第二のオリフィス通路とが、該アウタ筒部材の内周側を該アウタ筒部材に沿って延びるようにして形成されていることを特徴とする流体封入式筒形防振装置。
IPC (1件):
F16F 13/14
FI (1件):
F16F13/14 A
Fターム (4件):
3J047AA05 ,  3J047AA06 ,  3J047CA10 ,  3J047FA02

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