特許
J-GLOBAL ID:201703001247861259
運転計画立案装置、プログラム及び運転計画立案方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-092376
公開番号(公開出願番号):特開2017-201443
出願日: 2016年05月02日
公開日(公表日): 2017年11月09日
要約:
【課題】手作業による計算を行わずとも、調整池及び逆調整池の貯水量を考慮して、水力発電所の発電機を高い出力で運転できるような、更に火力発電所の発電コストを抑えられるような運転計画を立案できるようにする。【解決手段】運転計画立案装置の演算処理装置は、運転パターンの組合せの中から、計画期間中の全時間帯の予想貯水量が適正な範囲内にある運転パターンを選択し、選択された運転パターンに従って発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を運転パターン毎に算出し、選択された運転パターン毎に、火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって発電総コストを算出し、選択された運転パターンの中から最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
貯水池に貯水された水を発電機を経由して逆調整池に流すことで発電をし、逆調整池に貯水された水を下流河川に放流する水力発電システムの運転計画を立案する運転計画立案装置であって、
計画期間中の前記発電機の運転総時間から、前記計画期間中の前記発電機の運転の有無を単位時間長の時間帯毎に時系列で表した運転パターンの組合せを作成する組合せ作成手段と、
前記計画期間中の前記貯水池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第一貯水量データ列と、前記計画期間中の前記逆調整池の予想貯水量を時間帯毎に時系列で表した第二貯水量データ列とを前記組合せの運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する貯水量データ列算出手段と、
前記組合せの中から、前記第一貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記貯水池の適正貯水量範囲内にあり且つ前記第二貯水量データ列の前記計画期間中の全時間帯の予想貯水量が前記逆調整池の適正貯水量範囲内にある運転パターンを選択する選択手段と、
前記発電機を最大発電電力となるような状態で前記選択された運転パターンに従って前記発電機を運転したときの発電電力量を火力発電所で発電した場合に要する発電コストを時間帯毎に時系列で表した火力発電コストデータ列を、前記選択された運転パターンに基づいて運転パターン毎に算出する発電コスト算出手段と、
前記選択された運転パターン毎に、前記火力発電コストデータ列の発電コストを積算することによって、前記計画期間中の発電総コストを算出する発電総コスト算出手段と、
前記選択された運転パターンの中から、最大の発電総コストをとる運転パターンを抽出する抽出手段と、を備えることを特徴とする運転計画立案装置。
IPC (4件):
G06Q 50/06
, H02J 3/00
, H02J 3/38
, H02J 3/46
FI (4件):
G06Q50/06
, H02J3/00 170
, H02J3/38 120
, H02J3/46
Fターム (5件):
5G066AA03
, 5G066AE09
, 5G066HA15
, 5G066HB01
, 5L049CC06
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