特許
J-GLOBAL ID:201703001277747116

光音響装置、信頼度取得方法、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 阿部 琢磨 ,  黒岩 創吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-155456
公開番号(公開出願番号):特開2017-029610
出願日: 2015年08月05日
公開日(公表日): 2017年02月09日
要約:
【課題】光音響装置により得られた酸素飽和度の信頼度(確からしさ)を取得することのできる技術を提供する。【解決手段】光音響装置は、第一波長に対応する第一光吸収係数分布と、第二波長に対応する第二光吸収係数分布と、第三波長に対応する第三光吸収係数分布と、に基づいて信頼度分布を取得する信頼度取得部660を有し、第一波長および第二波長は、第一波長のオキシヘモグロビンのモル吸収係数および第二波長のオキシヘモグロビンのモル吸収係数の和と、第一波長のデオキシヘモグロビンのモル吸収係数および第二波長のデオキシヘモグロビンのモル吸収係数の和と、がほぼ等しい波長であり、第三の波長がオキシヘモグロビンおよびデオキシヘモグロビンのモル吸収係数がほぼ等しい波長である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被検体に光を照射する光照射部と、 前記光照射部からの光が前記被検体に照射されることにより発生する光音響波を受信することにより電気信号を出力する受信部と、 光吸収係数分布を取得する光吸収係数取得部と、 信頼度分布を取得する信頼度取得部と、 を有し、 前記光照射部は第一波長の光を前記被検体に照射し、 前記受信部は前記第一波長の光が前記被検体に照射されることにより発生する前記第一波長に対応する光音響波を受信することにより、前記第一波長に対応する第一電気信号を出力し、 前記光照射部は第二波長の光を前記被検体に照射し、 前記受信部は前記第二波長の光が前記被検体に照射されることにより発生する前記第二波長に対応する光音響波を受信することにより、前記第二波長に対応する第二電気信号を出力し、 前記光照射部は第三波長の光を前記被検体に照射し、 前記受信部は前記第三波長の光が前記被検体に照射されることにより発生する前記第三波長に対応する光音響波を受信することにより前記第三波長に対応する第三電気信号を出力し、 前記光吸収係数取得部は、前記第一電気信号に基づいて、前記第一波長に対応する第一光吸収係数分布を取得し、 前記光吸収係数取得部は、前記第二電気信号に基づいて、前記第二波長に対応する第二光吸収係数分布を取得し、 前記光吸収係数取得部は、前記第三電気信号に基づいて、前記第三波長に対応する第三光吸収係数分布を取得し、 前記信頼度取得部は、前記第一光吸収係数分布と、前記第二光吸収係数分布と、前記第三光吸収係数分布と、に基づいて前記信頼度分布を取得し、 前記第一波長および前記第二波長は、前記第一波長のオキシヘモグロビンのモル吸収係数および前記第二波長のオキシヘモグロビンのモル吸収係数の和と、前記第一波長のデオキシヘモグロビンのモル吸収係数および前記第二波長のデオキシヘモグロビンのモル吸収係数の和と、がほぼ等しい波長であり、 前記第三の波長がオキシヘモグロビンおよびデオキシヘモグロビンのモル吸収係数がほぼ等しい波長である ことを特徴とする光音響装置。
IPC (1件):
A61B 8/13
FI (1件):
A61B8/13
Fターム (12件):
4C601DE07 ,  4C601DE16 ,  4C601EE10 ,  4C601JC29 ,  4C601JC30 ,  4C601JC33 ,  4C601KK02 ,  4C601KK24 ,  4C601KK25 ,  4C601KK27 ,  4C601LL38 ,  4C601LL40

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