特許
J-GLOBAL ID:201703001375894399

赤外線検出器およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 池田 憲保 ,  佐々木 敬 ,  松田 順一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-027912
公開番号(公開出願番号):特開2017-147324
出願日: 2016年02月17日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】広い検出波長帯域を有する赤外線検出器を提供する。【解決手段】赤外線検出器は、複数の量子ドットを含む量子ドット層13と、第1、第2の量子井戸層12、14と、第1、第2の障壁層11、15と、中間層10とを有し、検出対象光に基づく電子17の量子ドットにおける準位間遷移を利用する。第1、第2の量子井戸層12、14、第1、第2の障壁層11、15ならびに量子ドット層13の少なくとも一つは、その構造および組成の少なくとも一方にばらつきが付与されている。これにより、量子ドットそれぞれの電子17の励起準位EL1に、所望の検出帯域幅に応じたばらつきを有している。【選択図】図4
請求項(抜粋):
複数の量子ドットを含む量子ドット層と、前記量子ドット層を挟み、前記量子ドット層よりもバンドギャップエネルギーが大きい対の量子井戸層と、前記対の量子井戸層を挟み、前記対の量子井戸層よりもバンドギャップエネルギーが大きい対の障壁層と、前記対の障壁層を挟む対の中間層とを有し、検出対象光である励起光に基づく電子の前記量子ドットにおける基底準位と励起準位との間の遷移を利用する赤外線検出器であって、 前記量子井戸層、前記障壁層および前記量子ドット層の少なくとも一つは、その構造および組成の少なくとも一方にばらつきが付与され、 それにより、前記量子ドットそれぞれの電子の励起準位および基底準位の少なくとも一方に、所望の検出帯域幅に応じた大きさのばらつきを有することを特徴とする赤外線検出器。
IPC (4件):
H01L 31/10 ,  G01J 1/02 ,  B82Y 20/00 ,  B82Y 40/00
FI (4件):
H01L31/10 A ,  G01J1/02 B ,  B82Y20/00 ,  B82Y40/00
Fターム (13件):
2G065AA04 ,  2G065AB02 ,  2G065BA02 ,  2G065BA14 ,  2G065BA40 ,  5F849AA01 ,  5F849AB07 ,  5F849DA33 ,  5F849DA35 ,  5F849LA01 ,  5F849XB18 ,  5F849XB24 ,  5F849XB40

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