特許

J-GLOBAL ID：201703001626235365

風力発電装置用ブレード及びその製造方法

発明者： 花井 正広 ,  西嶋 喜代人 ,  松本 宇生 ,  高村 紀充
出願人/特許権者： 学校法人福岡大学
代理人 (1件)： 平井 安雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-050289
公開番号（公開出願番号）：特開2017-166359
出願日： 2016年03月14日
公開日（公表日）： 2017年09月21日
要約：

【課題】 ブレード表面に十分な厚さの絶縁被覆材を配設して、落雷による放電がブレード内部に貫通せず、ブレードの破損を防げる風力発電装置用ブレードを提供する。【解決手段】 落雷のような高電圧の放電が薄板又はシート表面に達する状況でも、薄板又はシートが高分子材製で所定厚さ以上とされると、放電による薄板又はシートの貫通を抑えられる知見に基づいて、風力発電装置のFRP製ブレード表面に十分な厚さの高分子材製の絶縁被覆材12を配置して表面全体を覆うことで、絶縁被覆材12表面への放電の影響で絶縁被覆材12の裏面側が高電界となる事態を回避でき、放電が絶縁被覆材12を貫通せずに絶縁被覆材表面側にのみ進展する状態が得られ、放電が絶縁被覆材12に覆われたFRP製のブレード本体11を貫通してブレード内部に到達することはなく、放電に起因する熱でブレード10の内部の圧力が高くなる事態を招かず、ブレード10の破損を未然に防止できる。【選択図】 図4

請求項（抜粋）：

風力発電装置の羽根車をなす複数のブレードにおいて、 繊維強化プラスチック製のブレード本体に、合成高分子からなる厚さ0.5mm以上の伸縮変形可能な一層の絶縁被覆材を被覆配設することを 特徴とする風力発電装置用ブレード。

IPC (3件)：

F03D 80/30 ,  F03D 1/06 ,  B29C 70/06

FI (3件)：

F03D80/30 ,  F03D1/06 A ,  B29C67/14 P

Fターム (27件)：

3H178AA03 ,  3H178AA40 ,  3H178AA43 ,  3H178BB35 ,  3H178BB43 ,  3H178BB75 ,  3H178CC02 ,  3H178CC04 ,  3H178DD02Z ,  3H178DD12Z ,  4F205AA36 ,  4F205AD16 ,  4F205AE10 ,  4F205AG03 ,  4F205AH04 ,  4F205AR12 ,  4F205HA14 ,  4F205HA19 ,  4F205HA22 ,  4F205HA33 ,  4F205HA37 ,  4F205HB01 ,  4F205HC02 ,  4F205HC16 ,  4F205HC17 ,  4F205HK16 ,  4F205HT04