特許
J-GLOBAL ID:201703001712207501
透視画像濃度補正方法、非破壊検査方法、及び画像処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-207710
公開番号(公開出願番号):特開2017-015739
出願日: 2016年10月24日
公開日(公表日): 2017年01月19日
要約:
【課題】パイプの溶接部の透視画像に濃度ムラが生じても、検査員の画像判別のスキルの高低に依存せずに同様な検査結果が得られるようにすること。【解決手段】基準のパイプに放射線源から放射される放射線を放射線検出媒体により検出して生成された基準透視画像に基づいて基準濃度プロファイルを生成し、検査対象のパイプに放射線源から放射される放射線を放射線検出媒体により検出して生成された溶接検査透視画像に基づいて溶接検査濃度プロファイルを生成し、基準濃度プロファイルと溶接検査濃度プロファイルとに基づいて、溶接検査透視画像の濃度ムラを補正するための濃度補正情報を演算し、その濃度補正情報に基づいて溶接検査透視画像の濃度ムラを補正する。溶接検査濃度プロファイルは、溶接検査透視画像の濃度値の変化に対して曲線近似を行うことにより生成される。【選択図】図13
請求項(抜粋):
基準となる溶接部を有する欠陥のない基準のパイプの中心軸上に放射線源が配置され、かつ前記放射線源から放射される放射線を前記基準のパイプの外周に配置した放射線検出媒体により検出する場合に、当該放射線検出媒体により生成される基準透視画像を取得する基準透視画像取得ステップと、
前記基準透視画像に基づいて、前記基準のパイプの外周に沿った方向における前記基準透視画像の座標と濃度値との関係を示す基準濃度プロファイルを生成する基準濃度プロファイル生成ステップと、
検査対象の溶接部を有する検査対象のパイプの内側に放射線源が配置され、かつ前記放射線源から放射される放射線を前記検査対象のパイプの外周に配置した放射線検出媒体により検出する場合に、当該放射線検出媒体により生成される溶接検査透視画像を取得する溶接検査透視画像取得ステップと、
前記溶接検査透視画像に基づいて、前記検査対象のパイプの外周に沿った方向における前記溶接検査透視画像の座標と濃度値との関係を示す溶接検査濃度プロファイルを生成する溶接検査濃度プロファイル生成ステップと、
前記基準濃度プロファイルと前記溶接検査濃度プロファイルとに基づいて、前記検査対象のパイプの外周に沿った方向における前記溶接検査透視画像の濃度ムラを補正するための溶接検査濃度補正情報を演算する溶接検査濃度補正情報演算ステップと、
前記溶接検査濃度補正情報に基づいて、前記検査対象のパイプの外周に沿った方向における前記溶接検査透視画像の濃度ムラを補正する溶接検査濃度補正ステップと、
を備え、
前記溶接検査濃度プロファイル生成ステップは、前記溶接検査透視画像の前記外周に沿った方向における濃度値の変化に対して曲線近似を行うことにより前記溶接検査濃度プロファイルを生成する透視画像濃度補正方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (9件):
2G001AA01
, 2G001BA11
, 2G001CA01
, 2G001DA09
, 2G001FA02
, 2G001FA08
, 2G001KA03
, 2G001LA02
, 2G001MA06
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