特許
J-GLOBAL ID:201703001743222460

内燃機関点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾 ,  吉澤 憲治
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-507034
特許番号:特許第6125139号
出願日: 2016年09月28日
要約:
【要約】 内燃機関の点火装置であって、リップル抑制コンデンサの印加電圧目標値に対して、絶縁破壊時にエネルギーが充電されることによるリップル抑制コンデンサの印加電圧増加量に実質的に等しい値だけ直流昇圧回路の出力電圧が低くなるように、直流昇圧回路に対する出力電圧指令値を制御するようにした。
請求項(抜粋):
【請求項1】 内燃機関に設けられ、間隙を介して対向する少なくとも一対の電極を備えた点火プラグと、 前記点火プラグの前記一対の電極間に絶縁破壊電圧を印加して前記電極間に絶縁破壊を生じさせる絶縁破壊用電源と、 前記点火プラグの電極間に高周波電圧を印加して前記一対の電極間に高周波プラズマを発生させ得る高周波交流電源と、 を有する内燃機関点火装置であって、 前記高周波交流電源は、 直流電源と、 半導体スイッチを備え、当該半導体スイッチのオン/オフ動作が制御されることにより前記直流電源の出力電圧を昇圧する直流昇圧回路と、 前記直流昇圧回路から出力された直流電圧のリップルを抑制するリップル抑制コンデンサと、 複数の半導体スイッチを備え、当該半導体スイッチのオン/オフ動作が制御されることにより前記直流昇圧回路から出力された直流電力を交流電力に変換するスイッチング回路と、 少なくとも1つのインダクタと少なくとも1つのコンデンサを含み、前記スイッチング回路から出力された交流電流を共振させる共振回路と、 前記直流昇圧回路と前記スイッチング回路の夫々の前記半導体スイッチのオン/オフ動作を制御する制御回路と、 を備え、 前記リップル抑制コンデンサは、 前記点火プラグの前記電極間に絶縁破壊が生じたとき、前記共振回路に含まれる前記コンデンサから放出される容量放電電流のエネルギーが充電され、 前記直流昇圧回路は、 前記リップル抑制コンデンサの印加電圧目標値に応じて前記直流電力を出力するように、前記制御回路からの出力電圧指令値に基づいて前記直流昇圧回路の半導体スイッチのオン/オフ動作が制御され、 前記制御回路は、 前記リップル抑制コンデンサの前記印加電圧目標値に対して、前記絶縁破壊が生じたときに前記エネルギーが充電されることによる前記リップル抑制コンデンサの印加電圧増加量に実質的に等しい値だけ前記直流昇圧回路の出力電圧が低くなるように、前記直流昇圧回路に対する前記出力電圧指令値を制御するように構成されている、 ことを特徴とする内燃機関点火装置。
IPC (3件):
F02P 3/00 ( 200 6.01) ,  F02P 23/04 ( 200 6.01) ,  H02M 7/48 ( 200 7.01)
FI (3件):
F02P 3/00 G ,  F02P 23/04 B ,  H02M 7/48 M

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