特許
J-GLOBAL ID:201703001847189880

強度と延性に優れたアルミニウム合金鍛造材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 天野 一規 ,  亀岡 誠司 ,  武仲 宏典 ,  坂谷 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-036603
公開番号(公開出願番号):特開2017-155251
出願日: 2016年02月29日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】優れた耐食性を有し、高強度と高延性を有する6000系アルミニウム合金熱間鍛造材の提供【解決手段】質量%で、Si:0.7〜1.5%、Mg:0.6〜1.2%、Fe:0.01〜0.5%を各々含有するとともに、更に、Mn:0.05〜1.0%、Cr:0.01〜0.5%、Zr:0.01〜0.2%のうちの一種または二種以上を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなる鍛造材であって、この鍛造材の最も厚肉な部分の肉厚中心の観察面における組織として、X線回折により測定された転位密度が平均で1.0×1014〜5.0×1016/m2の範囲であり、SEM-EBSD法により測定された、方位差が2°以上の結晶粒の傾角2〜15°の小傾角粒界の平均割合が50%以上であり、倍率30万倍のTEMにより測定可能な析出物の平均数密度が5.0×102個/μm3以上であることを特徴とするアルミニウム合金鍛造材。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、Si:0.7〜1.5%、Mg:0.6〜1.2%、Fe:0.01〜0.5%を各々含有するとともに、更に、Mn:0.05〜1.0%、Cr:0.01〜0.5%、Zr:0.01〜0.2%のうちの一種または二種以上を含有し、残部Alおよび不可避的不純物からなるアルミニウム合金鍛造材であって、この鍛造材の最も厚肉な部分の肉厚中心の観察面における組織として、X線回折により測定された転位密度が平均で1.0×1014〜5.0×1016/m2の範囲であり、SEM-EBSD法により測定された、方位差が2°以上の結晶粒の傾角2〜15°の小傾角粒界の平均割合が50%以上であり、倍率30万倍のTEMにより測定可能な析出物の平均数密度が5.0×102個/μm3以上であることを特徴とする、強度と延性に優れたアルミニウム合金鍛造材。
IPC (5件):
C22C 21/02 ,  C22C 21/06 ,  C22F 1/05 ,  B21J 1/02 ,  B21J 5/00
FI (5件):
C22C21/02 ,  C22C21/06 ,  C22F1/05 ,  B21J1/02 Z ,  B21J5/00 D
Fターム (8件):
4E087AA01 ,  4E087BA04 ,  4E087BA12 ,  4E087CB01 ,  4E087DB14 ,  4E087DB22 ,  4E087DB24 ,  4E087HA82

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