特許
J-GLOBAL ID:201703001993593294
メモリ保護システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
矢作 和行
, 野々部 泰平
, 久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-094786
公開番号(公開出願番号):特開2017-204083
出願日: 2016年05月10日
公開日(公表日): 2017年11月16日
要約:
【課題】実行するプログラムの切り替え処理にかかる時間を短縮することが可能なメモリ保護システムを提供する。【解決手段】実行されるアプリケーションプログラムが切り替えられるとき、DMAC12が、領域データを記憶するTCM11から、次に実行されるアプリケーションプログラムに対応する領域データを含むメモリ領域設定用データを読み出し、メモリ保護を行うMPU13のレジスタ14〜16へ直接転送する。従って、レジスタ14〜16に格納される設定用データを更新するために、CPU10において、領域データの書き換えのためのシステムプログラムを実行する必要がなく、その分、CPU11処理部における処理負荷を軽減することができ、その結果、アプリケーションプログラムの切り替えに要する時間を短縮することが可能となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
メモリ(18)を保護するためのメモリ保護システムであって、
複数の異なるタスク遂行のために、該当するアプリケーションプログラムを実行する処理部(10)と、
前記アプリケーションプログラム毎に、アクセス可能なメモリ領域を示す領域データを記憶する領域データ記憶部(11)と、
前記領域データを一時的に格納するレジスタ(14〜16)を有し、前記処理部によって前記アプリケーションプログラムが実行されるとき、当該アプリケーションプログラムに対応する前記領域データが前記レジスタに格納され、その格納された前記領域データに基づいて、アクセス可能なメモリ領域へのメモリアクセス要求に対してのみ、前記メモリへのアクセスを許容するメモリ保護部(13)と、
実行される前記アプリケーションプログラムが切り替えられるときに、前記領域データ記憶部から、次に実行される前記アプリケーションプログラムに対応する前記領域データを読み出し、前記メモリ保護部の前記レジスタへ転送する転送部(12)と、を備え、
前記転送部と前記メモリ保護部との間は、専用の通信線で接続され、
前記転送部は、ダイレクトメモリアクセスコントローラにより構成され、前記処理部が介在することなく、前記領域データが、前記領域データ記憶部から前記メモリ保護部の前記レジスタに直接転送されるメモリ保護システム。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
5B017AA01
, 5B017BA01
, 5B017BB02
, 5B017CA01
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