特許
J-GLOBAL ID:201703002016072363

可変圧縮比内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  森本 有一 ,  三橋 真二 ,  伊藤 公一 ,  曽根 太樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-257298
公開番号(公開出願番号):特開2017-120062
出願日: 2015年12月28日
公開日(公表日): 2017年07月06日
要約:
【課題】一つのピストン機構が設けられた可変長コンロッドを備えた可変圧縮比内燃機関において、油圧供給源の負荷を軽減する。【解決手段】可変圧縮比内燃機関1は、コンロッド本体31と、コンロッド本体に回動可能に取り付けられた偏心部材32と、油圧シリンダ33a及び油圧ピストン33bを有する一つのピストン機構33と、作動油を貯留可能な貯留室34と、貯留室から油圧シリンダに作動油を供給することを許可し且つ油圧シリンダから貯留室に作動油を排出することを禁止する第一状態と、貯留室から油圧シリンダに作動油を供給することを禁止し且つ油圧シリンダから貯留室に作動油を排出することを許可する第二状態との間で切り換えられるように構成された流れ方向切換機構35と、貯留室に貯留される作動油を流れ方向切換機構に向かって押圧する押圧機構37とを備える。【選択図】図3
請求項(抜粋):
クランクピンを受容するクランク受容開口が設けられたコンロッド本体と、 ピストンピンを受容するピストンピン受容開口が設けられると共に、該ピストンピン受容開口の中心と前記クランク受容開口の中心との間の長さを変化させるように前記コンロッド本体に回動可能に取り付けられた偏心部材と、 前記コンロッド本体に形成されると共に作動油が供給される油圧シリンダと、該油圧シリンダ内で摺動し且つ前記偏心部材と連動する油圧ピストンとを有する一つのピストン機構と、 作動油を貯留可能な貯留室と、 前記コンロッド本体内に配置される流れ方向切換機構であって、前記貯留室から該流れ方向切換機構を介して前記油圧シリンダに作動油を供給することを許可し且つ前記油圧シリンダから該流れ方向切換機構を介して前記貯留室に作動油を排出することを禁止する第一状態と、前記貯留室から該流れ方向切換機構を介して前記油圧シリンダに作動油を供給することを禁止し且つ前記油圧シリンダから該流れ方向切換機構を介して前記貯留室に作動油を排出することを許可する第二状態との間で切り換えられるように構成された流れ方向切換機構と、 前記貯留室に貯留される作動油を前記流れ方向切換機構に向かって押圧する押圧機構と を備える、可変圧縮比内燃機関。
IPC (3件):
F02B 75/04 ,  F02D 15/02 ,  F02B 75/32
FI (3件):
F02B75/04 ,  F02D15/02 A ,  F02B75/32 C
Fターム (2件):
3G092AA12 ,  3G092DD05

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