特許
J-GLOBAL ID:201703002021888061
モータ制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-095225
公開番号(公開出願番号):特開2017-204933
出願日: 2016年05月11日
公開日(公表日): 2017年11月16日
要約:
【課題】モータの回転駆動を継続しつつ、ON故障したスイッチング素子を特定することができるモータ制御装置を提供する。【解決手段】電子制御ユニット40は、二つのインバータ411、412と、磁気センサ44と、故障検知部51と、インバータ駆動部52と、信号調査部53と、故障素子特定部54とを備えている。磁気センサ44は、巻線381〜383、391〜393の周囲に発生する磁束を検出する。故障検知部51は、インバータ41のON故障を検知する。インバータ駆動部52は、ON故障が検知された場合、ON故障が検知された方のインバータ41の駆動を停止しつつ、他方のインバータ41の駆動を継続する。信号調査部53は、特殊信号の有無を調べる。故障素子特定部54は、特殊磁束に応じて現れる信号が有った場合、当該信号が生じたモータ電気角θに基づき故障スイッチング素子を特定する。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
二系統の巻線組(28、29)を有するモータ(20)を制御するモータ制御装置であって、
前記巻線組ごとに設けられており、前記巻線組の各相の巻線(381〜383、391〜393)の通電および非通電を切り替える複数のスイッチング素子(461〜466、471〜476)を有する二つのインバータ(411、412)と、
前記巻線の周囲に発生する磁束を検出する磁気センサ(44)と、
前記インバータのON故障を検知する故障検知部(51)と、
前記故障検知部によりON故障が検知された場合、ON故障が検知された方の前記インバータの駆動を停止しつつ、他方の前記インバータの駆動を継続するインバータ駆動部(52)と、
駆動停止された前記インバータが有する複数の前記スイッチング素子のうち、ON故障箇所に該当するものを故障スイッチング素子とし、ON故障が発生した際に、前記故障スイッチング素子に対応する前記巻線の周囲に前記モータの回転に伴って発生するブレーキ電流によって発生する磁束を特殊磁束とし、前記磁気センサの出力信号の波形、または、当該出力信号に所定の処理が施された後の波形のうち、前記特殊磁束に応じて現れる信号を特殊信号とすると、当該特殊信号の有無を調べる信号調査部(53、66)と、
前記特殊信号が有った場合、当該特殊信号が生じたモータ電気角に基づき前記故障スイッチング素子を特定する故障素子特定部(54)と、
を備えるモータ制御装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (10件):
5H770BA01
, 5H770DA03
, 5H770DA22
, 5H770DA30
, 5H770DA41
, 5H770HA01Z
, 5H770HA07Z
, 5H770HA09X
, 5H770LB05
, 5H770LB09
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