特許
J-GLOBAL ID:201703002150271550

多ストランド連続鋳造用タンディッシュ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 天野 一規 ,  池田 義典 ,  小川 博生 ,  石田 耕治 ,  各務 幸樹 ,  藤中 賢一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-067294
公開番号(公開出願番号):特開2017-177160
出願日: 2016年03月30日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】ストランド間の温度偏差を低減できる多ストランド連続鋳造用タンディッシュを提供する。【解決手段】本発明は、列設される3以上6以下の供給孔を底面に有し、溶湯を分配する長方形状の分配室と、この分配室の側方に仕切堤を介して接続され、溶鋼が注入される注入室とを備える多ストランド連続鋳造用タンディッシュであって、仕切堤が分配室の長手方向に列設され、中心軸が分配室側で交差しない複数の貫通孔を有し、複数の貫通孔の中心軸上における貫通孔出口から対向する分配室側壁までの距離LPPが下記式(1)を満たし、平面視で、隣接する一対の貫通孔の中心軸の間に1の供給孔が存在し、この一対の貫通孔の中心軸の分配室側壁との一対の交点と上記1の供給孔の重心から分配室側壁への垂線の足との距離DL1及びDL2が下記式(2)を満たすことを特徴とする。 LPP<10×d ・・・(1) |DL1-DL2|>LL1+LL2 ・・・(2)【選択図】図1
請求項(抜粋):
列設される3以上6以下の供給孔を底面に有し、溶湯を分配する長方形状の分配室と、この分配室の側方に仕切堤を介して接続され、溶鋼が注入される注入室とを備える多ストランド連続鋳造用タンディッシュであって、 上記仕切堤が分配室の長手方向に列設され、中心軸が上記分配室側で交差しない複数の貫通孔を有し、 上記複数の貫通孔の中心軸上における貫通孔出口から対向する分配室側壁までの距離LPPが下記式(1)を満たし、 平面視で、隣接する一対の上記貫通孔の中心軸の間に1の上記供給孔が存在し、この一対の貫通孔の中心軸の分配室側壁との一対の交点と上記1の供給孔の重心から分配室側壁への垂線の足との距離DL1及びDL2が下記式(2)を満たすことを特徴とする多ストランド連続鋳造用タンディッシュ。 LPP<10×d ・・・(1) |DL1-DL2|>LL1+LL2 ・・・(2) 上記式(1)中、dは貫通孔の水理直径を意味する。上記式(2)中、LL1及びLL2は、それぞれ下記式(3)及び(4)で示される値である。 LL1=200000×(d1/(LPP1×0.5×(DL1+DL2))) ・・・(3) LL2=200000×(d2/(LPP2×0.5×(DL1+DL2))) ・・・(4) 上記式(3)及び(4)中、d1及びd2は一対の貫通孔の水理直径を意味し、LPP1及びLPP2は、一対の貫通孔の中心軸上における貫通孔出口から対向する分配室側壁までの距離を意味する。
IPC (2件):
B22D 11/10 ,  B22D 11/00
FI (3件):
B22D11/10 310F ,  B22D11/00 P ,  B22D11/10 310G

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