特許
J-GLOBAL ID:201703002238539278

車両用制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-010889
公開番号(公開出願番号):特開2017-128308
出願日: 2016年01月22日
公開日(公表日): 2017年07月27日
要約:
【課題】第1の電子制御装置及び第2の電子制御装置にそれぞれ設けられたOSプログラムにより、第1の電子制御装置と第2の電子制御装置との連携処理を効率的にサポートすること。【解決手段】マスターECUが保有する第1OSプログラムは、スレーブECUが保有する第2OSプログラムが分担する役割についての情報を取得S100し、その第2OSプログラムが分担する役割を示す情報に基づき、当該第2OSプログラムと協調して動作することができるように、第1OSプログラムの分担する役割を決定S120する。従って、例えば、スレーブECUの能力などに起因して第2OSプログラムの役割分担が変動しても、その役割分担の変動に応じて、第1OSプログラムが、第2OSプログラムと協調して動作することができるように、自動的に、分担する役割を変化させることができる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
車両に搭載された車載機器(31〜33)を制御するために、第1の電子制御装置(40)と第2の電子制御装置(60、70、80)とが連携した処理を行う車両用制御システムであって、 前記第1の電子制御装置と前記第2の電子制御装置とは、それぞれ、連携処理を行うための連携処理用アプリケーションプログラム(41a、61a、71a、81a)を有するとともに、それら連携処理用アプリケーションプログラムを協調して実行させるためのベーシックソフトウエアとしての役割を果たす、所定の役割分担の下に協調して動作する第1OSプログラム(41b)と第2OSプログラム(61b、71b、81b)とをそれぞれ有しており、 前記第2の電子制御装置が保有する第2OSプログラムは、分担する役割が異なる複数の中から選定されたものであり、 前記第1の電子制御装置が保有する第1OSプログラムは、分担する役割を変更可能に構成され、それにより、分担する役割が異なる複数の中のいずれの第2OSプログラムとも協調した動作を行うことが可能であって、 前記第1の電子制御装置は、 前記第2の電子制御装置から、前記第2OSプログラムが分担する役割についての情報を取得する取得部(S100)と、 前記取得部により取得した、前記第2OSプログラムが分担する役割を示す情報に基づき、当該第2OSプログラムと協調して動作することができるように、第1OSプログラムの分担する役割を決定する決定部(S120)と、を備える車両用制御システム。
IPC (2件):
B60R 16/02 ,  G06F 9/48
FI (3件):
B60R16/02 660H ,  B60R16/02 660B ,  G06F9/46 457

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