特許
J-GLOBAL ID:201703002398432089

トランスファ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-180998
公開番号(公開出願番号):特開2017-065669
出願日: 2016年09月15日
公開日(公表日): 2017年04月06日
要約:
【課題】従来に比較して出力軸と第2軸との間の距離を短くしてトランスファを小型化させることができるトランスファを提供する。【解決手段】電動モータ84によってナット部材92が回転駆動させられると、ナット部材92が後輪側出力軸44の第1軸線C1方向に移動してナット部材92の直線運動が第1伝達機構88aを介して前輪駆動用クラッチ50に伝達される。このため、後輪側出力軸44に設けられたネジ機構86のナット部材92の直線運動が第1伝達機構88aを介して前輪駆動用クラッチ50に伝達されるので、従来のようにクラッチの伝達トルクの調節用としてボールカムとレバーとを設ける必要がなくなり後輪側出力軸44とフォークシャフト102との間の距離を好適に短くすることができる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
入力軸と、出力軸と、前記入力軸の回転を変速して前記出力軸に伝達するハイロー切替機構と、前記出力軸とは動力の出力先を別にする出力部材と、前記出力軸の動力の一部を前記出力部材に伝達或いは遮断する、または前記出力部材へ伝達する伝達トルクを調節するクラッチと、を備えるトランスファであって、 アクチュエータと、 互いに螺合するネジ軸部材およびナット部材のいずれか一方のネジ部材が前記アクチュエータにより前記出力軸の軸心まわりに回転駆動されることによって、前記ナット部材を、前記出力軸の軸心方向に移動させるネジ機構と、 前記ネジ機構における前記ナット部材の直線運動を前記クラッチに伝達する第1の伝達機構と、 前記出力軸と平行に配置され軸心方向に移動可能に支持された第2軸および前記一方のネジ部材のいずれか一方に連結されたカム係合部材と、 前記第2軸および前記一方のネジ部材の他方に連結されると共に、前記カム係合部材と係合するカム溝が形成され、前記一方のネジ部材の前記出力軸の軸心まわりの回動により、前記カム係合部材に対して前記第2軸の軸心方向に相対移動させられるドラムカムと、 前記第2軸を有し、前記カム係合部材または前記ドラムカムにおける前記第2軸の軸心方向の移動を前記第2軸を介して前記ハイロー切替機構に伝達し、前記ハイロー切替機構を高速側ギヤ段と低速側ギヤ段とに切り替える第2の伝達機構と、 を備えることを特徴とするトランスファ。
IPC (3件):
B60K 17/344 ,  F16H 25/20 ,  F16H 25/22
FI (4件):
B60K17/344 B ,  F16H25/20 E ,  F16H25/20 Z ,  F16H25/22 Z
Fターム (15件):
3D043AA06 ,  3D043EA02 ,  3D043EA13 ,  3D043EA18 ,  3D043EA23 ,  3D043EA34 ,  3D043EA40 ,  3D043EB03 ,  3D043EB07 ,  3D043EB13 ,  3J062AA02 ,  3J062AB22 ,  3J062AC07 ,  3J062CD22 ,  3J062CD23

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