特許
J-GLOBAL ID:201703002470489287
ばね用鋼線およびその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
末成 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-173476
公開番号(公開出願番号):特開2017-048466
出願日: 2016年09月06日
公開日(公表日): 2017年03月09日
要約:
【課題】合金元素の添加に頼らず、製造プロセスによって耐へたり性と疲労特性を向上させることができるばね用鋼線を提供する。【解決手段】焼入れ焼戻しにより得られる組織を有するばねであって、表面の第1層1と、該第1層1よりも中側の第2層2と、第2層2よりも中側で中心に至る第3層3とからなり、第2層2は第1層1および第3層3よりも硬さが低く、第1層1は第2層2と比べて平均結晶粒径が小さく、第1層1および第3層3の硬さは500〜700HVであり、第2層2の硬さが400〜650HVであるばね用鋼線。鋼線の全体をオーステナイト変態点よりも高い温度に加熱してから焼入れする焼入れ工程と、鋼線の表層のみオーステナイト変態点よりも高い温度に加熱し、中心部は次工程での焼戻し温度よりも低い温度の状態から冷却する輪郭焼入れ工程と、鋼線の全体を加熱する焼戻し工程と、を備えた、ばね用鋼線の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
焼入れ焼戻しにより得られる組織を有するばね用鋼線であって、
表面の第1層と、該第1層よりも中側の第2層と、該第2層よりも中側で中心に至る第3層とからなり、該第2層は第1層および第3層よりも硬さが低く、
前記第1層は前記第2層と比べて平均結晶粒径が小さく、
前記第1層および前記第3層の硬さは500〜700HVであり、前記第2層の硬さが400〜650HVであることを特徴とするばね用鋼線。
IPC (5件):
C22C 38/00
, C22C 38/58
, C21D 8/06
, C21D 9/52
, C21D 1/18
FI (6件):
C22C38/00 301Y
, C22C38/58
, C21D8/06 A
, C21D9/52 103Z
, C21D1/18 K
, C21D1/18 P
Fターム (45件):
4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA06
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA35
, 4K032BA02
, 4K032CH04
, 4K032CH05
, 4K032CH06
, 4K032CJ05
, 4K032CL02
, 4K043AA02
, 4K043AB02
, 4K043AB03
, 4K043AB04
, 4K043AB05
, 4K043AB10
, 4K043AB11
, 4K043AB13
, 4K043AB14
, 4K043AB15
, 4K043AB16
, 4K043AB18
, 4K043AB19
, 4K043AB22
, 4K043AB23
, 4K043AB27
, 4K043AB28
, 4K043AB29
, 4K043CA04
, 4K043CB01
, 4K043DA01
, 4K043DA04
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