特許
J-GLOBAL ID:201703002529830182

原料油の接触分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大谷 保 ,  滝沢 喜夫 ,  鈴木 康義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-140624
公開番号(公開出願番号):特開2017-019962
出願日: 2015年07月14日
公開日(公表日): 2017年01月26日
要約:
【課題】原料油の硫黄分の含有率を下げなくても、FCC装置の再生塔の排ガス中のSOxの濃度を低減することができる原料油の接触分解方法を提供する。【解決手段】本発明は、触媒に原料油を接触させて該原料油を分解することによって分解生成物を生成するライザー10、分解生成物と触媒とを分離する反応塔20、および分離した触媒上のコークを燃焼させることによって触媒を再生する再生塔30を備えた流動接触分解装置1による原料油の接触分解方法であって、原料油は第1の原料油および第2の原料油を含み、第1の原料油の硫黄分に対する第1の原料油の500°C以上の留分の硫黄分の割合をR1(質量%)とし、第2の原料油の硫黄分に対する第2の原料油の500°C以上の留分の硫黄分の割合をR2(質量%)とした場合、R1およびR2は以下の式(1)および式(2)を満たす。 R1≧50質量% (1) R2<50質量% (2)【選択図】図1
請求項(抜粋):
触媒に原料油を接触させて該原料油を分解することによって分解生成物を生成するライザー、前記分解生成物と前記触媒とを分離する反応塔、および分離した前記触媒上のコークを燃焼させることによって前記触媒を再生する再生塔を備えた流動接触分解装置による原料油の接触分解方法であって、 前記原料油は、第1の原料油および第2の原料油を含み、 前記第1の原料油の硫黄分に対する前記第1の原料油の500°C以上の留分の硫黄分の割合をR1(質量%)とし、前記第2の原料油の硫黄分に対する前記第2の原料油の500°C以上の留分の硫黄分の割合をR2(質量%)とした場合、該R1および該R2は以下の式(1)および式(2)を満たす原料油の接触分解方法。 R1≧50質量% (1) R2<50質量% (2)
IPC (1件):
C10G 11/18
FI (1件):
C10G11/18
Fターム (8件):
4H129AA02 ,  4H129CA08 ,  4H129CA10 ,  4H129CA26 ,  4H129CA29 ,  4H129DA04 ,  4H129GA03 ,  4H129NA02
引用特許:
審査官引用 (9件)
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