特許
J-GLOBAL ID:201703002576730030

圧力変動吸着式ガス製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人R&C
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-072351
特許番号:特許第6091681号
出願日: 2016年03月31日
要約:
【課題】吸着塔の脱着工程を良好に行うことができる圧力変動吸着式ガス製造装置を提供する。 【解決手段】複数の吸着塔1に接続されたオフガス排出路4における雑ガスが精製対象ガスに較べて速く透過する分離膜9Aを備える膜分離部9の上流側に、オフガスを貯留するオフガスタンクTと、オフガスを昇圧して膜分離部9に供給する昇圧部10とが設けられ、分離膜9Aを透過しないリサイクルガスを原料ガス供給路3に返送するリサイクルガス返送路11が設けられ、運転制御部が、オフガスの排出流量を、脱着工程を行うごとに吸着塔1から排出されるオフガス量と吸着塔1が脱着工程を開始してから別の吸着塔1が脱着工程を開始するまでの間にオフガスタンクTから排出されるオフガス量とを等しくする流量にするように、オフガス調整部MRを調整するように構成されている。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 精製対象ガス及びそれ以外の雑ガスを含む原料ガスから前記雑ガスを吸着する吸着材を充填させた形態で、且つ、原料ガス供給路を一端側に接続し、精製対象ガス排出路を他端側に接続し、かつ、オフガス排出路を接続させた形態で設けた複数の吸着塔の夫々について、 前記原料ガス供給路を通して供給される前記原料ガスから前記雑ガスを吸着して前記精製対象ガス排出路を通して前記精製対象ガスを排出する吸着工程、及び、前記オフガス排出路を通して前記雑ガスを排出する脱着工程を含む運転サイクルを、位相を異ならせて順次行う運転制御部が設けられ、 前記オフガス排出路に、前記雑ガスを前記精製対象ガスに較べて速く透過する分離膜を備える膜分離部が設けられ、 前記分離膜を透過しないリサイクルガスを前記原料ガス供給路に返送するリサイクルガス返送路が設けられた圧力変動吸着式ガス製造装置であって、 前記オフガス排出路における前記膜分離部よりも上流側に、前記脱着工程において前記オフガス排出路を通して排出されるオフガスを貯留するオフガスタンクと、当該オフガスタンクに貯留された前記オフガスを前記膜分離部での膜分離のために昇圧して前記膜分離部に供給する昇圧部とが設けられ、 前記オフガスタンクから排出されるオフガスの排出流量を調整するオフガス調整部が設けられ、 前記運転制御部が、前記オフガスの排出流量を、前記脱着工程を行うごとに前記吸着塔から排出されるオフガス量と前記吸着塔が脱着工程を開始してから別の吸着塔が前記脱着工程を開始するまでの間に前記オフガスタンクから排出されるオフガス量とを等しくする流量にするように、前記オフガス調整部を調整する圧力変動吸着式ガス製造装置。
IPC (2件):
B01D 53/047 ( 200 6.01) ,  B01D 53/22 ( 200 6.01)
FI (2件):
B01D 53/047 ,  B01D 53/22
引用特許:
出願人引用 (5件)
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