特許
J-GLOBAL ID:201703002622984408

耐炎化繊維束およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 為山 太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-023715
公開番号(公開出願番号):特開2017-141525
出願日: 2016年02月10日
公開日(公表日): 2017年08月17日
要約:
【課題】高品質な炭素繊維を生産性良く得るために適したポリアクリロニトリル系の耐炎化繊維束およびその製造方法を提供すること。【解決手段】ポリアクリロニトリル系の耐炎化繊維であって、単糸の直径が8〜15μm、繊維比重が1.30〜1.45であり、繊維軸に対して垂直方向の断面に二重構造を有し、二重構造の中心部の繊維断面全体に占める断面積比が0.01〜15%である耐炎化繊維。さらには耐炎繊維が繊維束を形成していることや、フィラメント数が1000〜10万本であること、繊維幅が0.2〜10mm/K(1000本)であることが好ましい。また製造方法は、ポリアクリロニトリル系の前駆体繊維を、発熱開始温度のマイナス20°C以上プラス5°C以下の設定温度にて繊維密度が1.23g/cm3となるまで第1耐炎化処理し、次いで第2耐炎化処理する耐炎化繊維の製造方法である。さらには、第1耐炎化処理時間が10分以上であることや、第2耐炎化処理温度が、第1耐炎化処理温度よりも20°C以上高い温度であることが好ましい。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリアクリロニトリル系の耐炎化繊維であって、単糸の直径が8〜15μm、繊維比重が1.30〜1.45であり、繊維軸に対して垂直方向の断面に二重構造を有し、二重構造の中心部の繊維断面全体に占める断面積比が0.01〜15%であることを特徴とする耐炎化繊維。
IPC (2件):
D01F 9/22 ,  D01F 6/18
FI (2件):
D01F9/22 ,  D01F6/18 E
Fターム (13件):
4L035BB03 ,  4L035FF01 ,  4L035MB04 ,  4L035MB06 ,  4L037CS02 ,  4L037CS03 ,  4L037FA01 ,  4L037FA03 ,  4L037PA55 ,  4L037PC09 ,  4L037PS02 ,  4L037PS12 ,  4L037UA09

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