特許
J-GLOBAL ID:201703002649838659

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-050694
公開番号(公開出願番号):特開2017-166537
出願日: 2016年03月15日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】クラッチ・ツウ・クラッチ変速における変速動作や制御のばらつきを学習し、適切な変速制御を実行すること。【解決手段】変速前の第1変速段で係合させられる解放側クラッチおよび変速後の第2変速段で係合させられる係合側クラッチを備え、クラッチ・ツウ・クラッチ変速を実行する自動変速機の制御装置において、車両の走行中に、前記解放側クラッチへ供給する第1油圧を減少させて前記解放側クラッチにスリップを発生させ(ステップS2)、そのスリップを維持した状態で前記係合側クラッチへ供給する第2油圧を段階的に漸増させ(ステップS5)、前記自動変速機の入力軸回転数が前記解放側クラッチの同期回転数をアンダーシュートした時点の前記第2油圧に基づいて、前記変速制御を実行する際に前記係合側クラッチにおけるクラッチパックのクリアランスを予め低減させるパック圧を学習する(ステップS9)。【選択図】図2
請求項(抜粋):
駆動力源として車両に搭載されるエンジンと、前記エンジンの出力側に連結されるとともに変速前の第1変速段で係合させられる第1摩擦係合機構および変速後の第2変速段で係合させられる第2摩擦係合機構を有する自動変速機とを備え、前記第1摩擦係合機構の第1伝達トルク容量を低下させるとともに前記第2摩擦係合機構の第2伝達トルク容量を増大させて前記第1変速段から前記第2変速段への変速制御を実行する自動変速機の制御装置において、 前記エンジンおよび前記自動変速機を制御するコントローラを備え、 前記コントローラは、 前記車両の走行中に、前記第1摩擦係合機構へ供給する第1油圧を減少させて前記第1伝達トルク容量を低下させることにより前記第1摩擦係合機構にスリップを発生させ、 前記第1油圧をフィードバック制御して前記第1摩擦係合機構のスリップを維持した状態で、前記第2摩擦係合機構へ供給する第2油圧を増大させて前記第2伝達トルク容量を段階的に漸増させ、 前記自動変速機の入力軸回転数が前記第1摩擦係合機構の同期回転数を下回るまたは上回る時点の前記第2伝達トルク容量を設定している前記第2油圧に基づいて、前記変速制御を実行する際に前記第2摩擦係合機構におけるクラッチパックのクリアランスを予め低減させるためのパック圧を学習する ことを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/02 ,  F16H 59/38
FI (2件):
F16H61/02 ,  F16H59/38
Fターム (17件):
3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA20 ,  3J552PA54 ,  3J552RA02 ,  3J552SA03 ,  3J552SA08 ,  3J552SA17 ,  3J552SA18 ,  3J552TA01 ,  3J552TA10 ,  3J552TA11 ,  3J552VA05W ,  3J552VA06W ,  3J552VA07W ,  3J552VA32W ,  3J552VC01W

前のページに戻る