特許
J-GLOBAL ID:201703002679683668
ディーゼルエンジンの燃焼室、ディーゼルエンジンの燃焼室において燃料-空気の混合気を点火するための方法、およびディーゼルエンジン
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
清原 義博
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-535179
特許番号:特許第6183963号
出願日: 2012年10月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ピストン底面を有するピストン(2)とシリンダヘッド表面を有するシリンダヘッド(1)とを有し、燃焼室軸(7)を有する、ディーゼルエンジンの燃焼室であって、
ピストン底面及び/又はシリンダヘッド表面には、少なくとも1つの凹部(3、4)が設けられ、該少なくとも1つの凹部は、ピストンが上死点に位置するときに実質的に燃焼室を形成すると共に、該凹部に対向するピストン底面またはシリンダヘッド表面に対し遮られることなく面するように構成され、
燃料-空気の混合気の点火のための1つの点火装置(6、6a、6b)が、燃焼室軸に沿って配されるとともに、少なくとも1つの凹部に対し燃焼室軸の径方向に遮られることなく面するように構成され、
点火装置は、i)凹部の全長にわたって延びるグロープラグを有するか、または、ii)凹部の全長にわたって延びるグロープラグおよびロッドを有し、
ここで、点火装置(6、6a、6b)は、燃焼室軸に対してラジアルインパルス成分のみを有している、円筒状の点火インパルスが生じるような方法で、燃焼室軸(7)に沿って線形点火を生じさせるように調整されており、
ここで、シリンダヘッドにおける凹部は、以下の規則:
a) 凹部が、シリンダヘッド表面に位置し且つ円錐の形態を有し、その先端が、ピストン底面の方へ方向付けられておらず、点火装置が、円錐の先端に位置付けられている、または、
b) 凹部が、シリンダヘッド表面に位置し且つ円錐台の形態を有し、その先端が、ピストン底面の方へ方向付けられておらず、点火装置が、円錐台の軸上に位置付けられている、または、
c) 凹部が、シリンダヘッド表面に位置し且つ1つの円錐と少なくとも1つの円錐台との組み合わせから又は少なくとも2つの円錐台の組み合わせから結果として生じる段差状の形態を有し、点火装置が、凹部軸上に位置付けられている、
の1つによって形成され、
及び/又はピストン底面における凹部は、以下の規則:
d) 凹部が、ピストン底面に位置し且つ円錐の形態を有し、その先端が、シリンダヘッド表面の方へ方向付けられておらず、点火装置が、凹部軸上に位置付けられている、または、
e) 凹部が、ピストン底面に位置し且つ円錐台の形態を有し、その上面が、シリンダヘッド表面の方へ方向付けられておらず、点火装置が、凹部軸上に位置付けられている、または、
f) 凹部が、ピストン底面に位置し且つ1つの円錐と少なくとも1つの円錐台との組み合わせから又は少なくとも2つの円錐台の組み合わせから結果として生じる段差状の形態を有し、点火装置が、凹部軸上に位置付けられている、
の1つによって形成され、
ここで、規則a)乃至c)に関して、ピストン底面と、円錐または円錐台の母線との角度が、40°〜50°で設けられており、規則d)乃至f)に関して、シリンダヘッド表面と、円錐または円錐台の母線との角度が、40°〜50°で設けられており、その結果、ラジアルインパルス成分は、その全体が、燃焼室軸に沿って凹部によって調整されることを特徴とする、燃焼室。
IPC (2件):
F02B 23/02 ( 200 6.01)
, F02B 23/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
F02B 23/02 N
, F02B 23/04 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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