特許

J-GLOBAL ID：201703003022721370

電池セル群の配線モジュール

発明者： 遠藤 達朗
出願人/特許権者： 住友電装株式会社
代理人 (2件)： 有我 軍一郎 ,  有我 栄一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-010913
公開番号（公開出願番号）：特開2017-130420
出願日： 2016年01月22日
公開日（公表日）： 2017年07月27日
要約：

【課題】連結方向に移動可能な枠形パネル間の隙間に対する被覆電線の噛み込みを防止できる電池セル群の配線モジュールを提供すること。【解決手段】配線モジュールは、複合パネルを形成する隣り合う枠形パネルの側面部31同士の隙間32を塞ぐように被覆電線挿通空間内に位置され、隙間32が小さく変更されるときに生じる被覆電線の余長部の隙間32内への侵入を阻止する侵入阻止部材70を有し、この侵入阻止部材70は、被覆電線挿通空間を形成する壁面部33と被覆電線との間にかつ隙間に対応して位置され、隙間の幅よりも長い直線状の薄板部材72が、隙間が大きくなる際には壁面部から離れて被覆電線を押し退けるように移動し、隙間が小さくなる際には壁面部に近づくように移動する。【選択図】図6

請求項（抜粋）：

直方体形状の複数の電池セルが積層された電池セル群の正および負の電極が突設された面に被されるように並ぶ複数の枠形パネルを有し、隣り合う2つの前記枠形パネルが、各側面部に設けられた複数対の連結用凸部と連結用凹部とにより側面部同士の隙間が変更可能に連結された複合パネルと、 前記各枠形パネルに形成された端子位置決め用枠部に位置決めされ前記電極を挿通させる貫通孔を有する複数の端子と、 前記各枠形パネルに前記枠形パネルの並び方向に延在するように形成された被覆電線挿通空間に通され、前記各端子にそれぞれに接続された複数の被覆電線と、を有する電池セル群の配線モジュールにおいて、 前記複合パネルの前記側面部同士の隙間を塞ぐように前記被覆電線挿通空間内に位置され、前記側面部同士の隙間が小さく変更されるときに生じる前記被覆電線の余長部の前記隙間内への侵入を阻止する侵入阻止部材を有し、 前記侵入阻止部材は、前記被覆電線挿通空間を形成する壁面部と前記被覆電線との間にかつ前記側面部同士の隙間に対応して位置され、前記側面部同士の隙間の幅よりも長い直線状の薄板部材と、一端が前記薄板部材の一端に第1のヒンジを介して連結され、他端が一方の前記枠形パネルの前記側面部の前記被覆電線挿通空間に面する角部に第2のヒンジを介して連結される第1の連結脚部と、一端が前記薄板部材の他端に第3のヒンジを介して連結され、他端が隣り合う他方の前記枠形パネルの前記側面部の前記被覆電線挿通空間に面する角部に第4のヒンジを介して連結される第2の連結脚部と、を有し、 前記薄板部材は、前記側面部同士の隙間が大きくなる際には前記壁面部から離れて前記被覆電線を押し退けるように移動し、前記側面部同士の隙間が小さくなる際には前記壁面部に近づくように構成されていることを特徴とする電池セル群の配線モジュール。

IPC (4件)：

H01M 2/20 ,  H02G 3/08 ,  H01M 2/34 ,  H01M 2/10

FI (4件)：

H01M2/20 A ,  H02G3/08 ,  H01M2/34 B ,  H01M2/10 M

Fターム (40件)：

5G361AA06 ,  5G361BC03 ,  5H040AA03 ,  5H040AA16 ,  5H040AS07 ,  5H040AT02 ,  5H040AY06 ,  5H040AY10 ,  5H040CC13 ,  5H040CC34 ,  5H040DD03 ,  5H040DD26 ,  5H040JJ02 ,  5H040JJ03 ,  5H040JJ06 ,  5H040NN01 ,  5H040NN03 ,  5H043AA13 ,  5H043AA19 ,  5H043CA04 ,  5H043DA05 ,  5H043FA04 ,  5H043FA22 ,  5H043FA27 ,  5H043FA32 ,  5H043FA40 ,  5H043GA25 ,  5H043HA02F ,  5H043HA06F ,  5H043JA01F ,  5H043JA06F ,  5H043JA10F ,  5H043JA26F ,  5H043JA29F ,  5H043KA22F ,  5H043KA41F ,  5H043KA45F ,  5H043LA02F ,  5H043LA21F ,  5H043LA22F