特許
J-GLOBAL ID:201703003090158420

溶銑の精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 茂 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-013104
公開番号(公開出願番号):特開2017-133060
出願日: 2016年01月27日
公開日(公表日): 2017年08月03日
要約:
【課題】 酸素を供給して行う複数の精錬工程を、1つの転炉型精錬炉に収容された溶銑に施すにあたり、上記複数の精錬工程の間の中間排滓工程において、スラグポット内でのスラグのフォーミングを抑制しつつ、目標とする所定量の炉内スラグを速やかに短時間で炉外に排出する。【解決手段】 複数に分割された精錬工程の間の中間排滓工程で、スラグ6の一部を排出する溶銑5の精錬方法において、中間排滓工程よりも以前に、炉内の溶銑浴面からのスラグ高さを測定し、炉内の溶銑浴面から炉口までの炉内フリーボードの高さに対する測定されたスラグ高さの比率をスラグ高さ比率と定義したとき、スラグ高さ比率が0.3以上0.6未満のときに中間排滓工程の前に行う精錬を終了し、その後、底吹きガスを吹き込みながら1.0分間以上5.0分間以下保持し、次いで、スラグ高さ比率が0.3以上0.6未満のときにスラグの排出を開始する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
1つの転炉型精錬炉に収容された溶銑に対して、複数に分割された、酸素を供給して行う精錬工程を施し、複数に分割された精錬工程の間の中間排滓工程で、炉内の溶銑及びスラグの一部を前記転炉型精錬炉に残留させたままスラグの残部を排出する溶銑の精錬方法において、 前記中間排滓工程よりも以前に、炉内の溶銑浴面からのスラグ高さを測定し、炉内の溶銑浴面から前記転炉型精錬炉の炉口までの炉内フリーボードの高さに対する測定された前記スラグ高さの比率をスラグ高さ比率と定義したとき、スラグ高さ比率が0.3以上0.6未満のときに前記中間排滓工程の前に行う精錬を終了し、 その後、前記転炉型精錬炉に設けられた底吹き羽口から底吹きガスを吹き込みながら1.0分間以上5.0分間以下保持し、次いで、スラグ高さ比率が0.3以上0.6未満のときに、前記転炉型精錬炉を傾転させて炉内のスラグの排出を開始することを特徴とする、溶銑の精錬方法。
IPC (4件):
C21C 1/02 ,  C21C 1/04 ,  C21C 5/28 ,  C21C 5/46
FI (5件):
C21C1/02 110 ,  C21C1/04 101 ,  C21C1/02 L ,  C21C5/28 H ,  C21C5/46 B
Fターム (19件):
4K014AA01 ,  4K014AA03 ,  4K014AB03 ,  4K014AB04 ,  4K014AC03 ,  4K014AC11 ,  4K014AE01 ,  4K070AB02 ,  4K070AB06 ,  4K070AB11 ,  4K070AC02 ,  4K070AC05 ,  4K070AC13 ,  4K070AC14 ,  4K070BA12 ,  4K070BB02 ,  4K070BE08 ,  4K070BE20 ,  4K070EA03

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