特許
J-GLOBAL ID:201703003299429021

粒径予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-068085
公開番号(公開出願番号):特開2017-182411
出願日: 2016年03月30日
公開日(公表日): 2017年10月05日
要約:
【課題】晶析、乳化など撹拌によって変化する粒径を予測するするシステムを提供する。【解決手段】撹拌装置内部での任意の運転条件による粒子の移動をシミュレーションし、シミュレーション結果を用いて第1時刻から第2時刻までの間に前記粒子が個々に受ける力を積算して個別粒子時間積分値を求め、前記任意の運転条件で第3時刻から第4時刻までの期間運転して実測した前記粒子の平均粒径と前記個別粒子時間積分値との関係式を導出し、前記関係式から、前記任意の運転条件と異なる他の任意の運転条件での平均粒径を予測する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
撹拌装置内で任意の運転条件により粒子を撹拌した際の粒子の平均粒径を予測する粒径予測方法であって、 撹拌装置V1内で任意の運転条件X1により粒子を撹拌した際の粒子が受ける力の経時変化をシミュレーションし、 前記シミュレーションの結果を用いて、任意の撹拌時間Pの間に個々の粒子が受ける力を積算して個別粒子時間積分値を求め、さらに全ての粒子の個別粒子時間積分値を合計して全粒子時間積分値を求め、 前記全粒子時間積分値を下記の工程A〜工程Dにより得られた全粒子時間積分値と平均粒径との関係式に入れて、時刻ゼロから前記撹拌時間Pの間撹拌した際の粒子の平均粒径を予測する、粒径予測方法。 (工程A) 任意の撹拌装置V2内で、任意の運転条件X2により粒子を撹拌した際の粒子が受ける力の経時変化をシミュレーションする。 (工程B) 工程Aで得られたシミュレーションの結果を用い、任意の撹拌時間Qの間に個々の粒子が受ける力を積算して個別粒子時間積分値を求め、さらに全ての粒子の個別粒子時間積分値を合計して全粒子時間積分値を求める。 (工程C) 前記撹拌装置V2を前記運転条件X2で時刻ゼロから前記撹拌時間Qの間実際に運転して得られた粒子の平均粒径の測定値を用意する。 (工程D) 工程Bで得られた全粒子時間積分値と工程Cで用意した平均粒径とを1つの組合わせとし、前記運転条件X2のうちの運転パラメータおよび前記撹拌時間Qのうち少なくとも1つ以上変更して工程A、BおよびCの手順を繰り返して得られた二組以上の全粒子時間積分値と平均粒径との組合わせから全粒子時間積分値と平均粒径との関係式を得る。
IPC (1件):
G06F 19/00
FI (1件):
G06F19/00 110
Fターム (1件):
5L049DD02

前のページに戻る