特許
J-GLOBAL ID:201703003325475819

逆止弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 直也 ,  鎌田 文二 ,  中谷 弥一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-178511
公開番号(公開出願番号):特開2017-166689
出願日: 2016年09月13日
公開日(公表日): 2017年09月21日
要約:
【課題】安価、安定な作動及び高い生産性の逆止弁とする。【解決手段】建物の水道配管や給水管に取付ける水道メータや止水栓等と組み合わせて使用する逆止弁Aである。ケージ筒状部11の上流側端周囲外側にフランジ部12を有し、弁フランジ20の筒状部21の外周にはフランジ部12が嵌る円環状溝22を有する。溝22の外周側壁面23とフランジ部12の外周面13とは傾斜面で接触し、ケージと弁フランジはねじ結合14、24により一体となっている。そのねじ結合時、溝の外周側傾斜面23とフランジ部外周傾斜面13は下流側に向かって徐々に拡径しているため、ケージを内側に、弁フランジを外側に移動させるクサビ効果が生じ、ねじ結合をより強固とする。ケージは金属棒、弁フランジは金属パイプの切削によって製造し、生産性が高く、安価かつ機械的強度を有して安定な作動をするものとなる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
開口側が上流となる有底の金属製筒状ケージ(10)と、そのケージ(10)の開口縁外側全周に設けられた金属製弁フランジ(20)と、前記ケージ(10)内の弁孔(1)周囲に形成された弁座(2)と、前記ケージ(10)内に筒軸方向に移動自在に装填された弁体(3)と、その弁体(3)を前記上流側に向かって付勢する弾性部材(4)とを有し、前記弁体(3)の弁軸(5)は前記ケージ(10)の底をなすボス部(6)に弁軸支持孔(6a)を介して前記筒軸方向に移動自在に支持され、前記弁体(3)は、流体圧によって下流側に移動することにより前記弁座(2)から離れて前記弁孔(1)を開放し、前記弾性部材(4)の付勢力によって上流側に移動することにより前記弁座(2)に接して前記弁孔(1)を閉塞する逆止弁(A)において、 上記ケージ(10)の筒状部(11)の上流側端周囲外側にフランジ部(12)を有し、上記弁フランジ(20)の筒状部(21)の外周には前記フランジ部(12)が嵌る円環状溝(22)を有し、その溝(22)の外周側壁面(23)と前記フランジ部(12)の外周面(13)とは傾斜面で接触し、その両傾斜面(23、13)は下流側に向かって徐々に拡径しており、 上記ケージ(10)と弁フランジ(20)は、ケージ(10)の開口側に設けた筒状部(11)内面の雌ねじ(14)に弁フランジ(20)の上記下流側に設けた筒状部(21)外面の雄ねじ(24)をねじ込むことによって、上記両傾斜面(23、13)の筒軸方向の嵌り合いに伴って、ケージ(10)を内側に、弁フランジ(20)を外側に移動させる力がそれぞれ生じて一体となることを特徴とする逆止弁。
IPC (2件):
F16K 15/06 ,  F16K 27/02
FI (2件):
F16K15/06 ,  F16K27/02
Fターム (16件):
3H051AA01 ,  3H051BB01 ,  3H051CC11 ,  3H051DD03 ,  3H051EE01 ,  3H051FF02 ,  3H058AA05 ,  3H058BB21 ,  3H058BB29 ,  3H058CA04 ,  3H058CB24 ,  3H058CC02 ,  3H058CC08 ,  3H058CC11 ,  3H058CD05 ,  3H058EE02

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