特許
J-GLOBAL ID:201703003382413889

ハイブリッド車両の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 弁護士法人クレオ国際法律特許事務所 ,  西脇 民雄 ,  西脇 怜史
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013084267
公開番号(公開出願番号):WO2014-103937
出願日: 2013年12月20日
公開日(公表日): 2014年07月03日
要約:
エンジン始動時の加速のもたつきを改善可能なハイブリッド車両の制御装置を提供すること。エンジン始動時に、第2クラッチ(CL2)のスリップを開始させ、第1クラッチ(CL1)をスリップ締結状態とするとともに、第2クラッチ伝達トルク容量を設定されたクランキング中トルク制限値(Tcrlim)以下としてスリップ状態に維持してエンジンをクランキングさせ、エンジンが駆動状態となると第1クラッチ(CL1)および第2クラッチ(CL2)を完全締結状態に向けて制御するエンジン始動制御部は、クランキング処理の実行時に、第2クラッチ伝達トルク容量指令値(tTcl2)を、第1増加勾配(R1)にて増加させる第1増加処理と、第1増加勾配(R1)よりも緩やかな第2増加勾配(R2)により増加させる第2増加処理と、を実行する第2クラッチトルク増加勾配制御部を備えていることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置とした。
請求項(抜粋):
車両の駆動源として設けられたエンジンおよびモータと、 前記駆動源から駆動輪への駆動伝達系に設けられ、前記エンジンと前記モータとの間に介在されて、両者間の伝達トルクを可変とした第1クラッチ、および、前記モータと駆動輪との間に介在されて、両者間の伝達トルクを可変とした第2クラッチと、 前記第1クラッチを開放する一方で前記第2クラッチを締結させて前記モータによる駆動トルクにより走行可能なEVモードにおいて、前記車両の走行状態および運転状態に基づいてエンジン始動要求判定手段がエンジン始動要求有りと判定した際に、前記第1クラッチをスリップ締結状態とするとともに、前記第2クラッチをスリップさせつつ、前記モータの駆動トルクを増加させて前記エンジンを始動させるエンジン始動制御部であって、 前記第2クラッチのスリップを開始させるスリップ開始処理と、前記第1クラッチをスリップ締結状態とするとともに、第2クラッチ伝達トルク容量を設定されたクランキング中トルク制限値以下としてスリップ状態に維持して前記エンジンをクランキングさせるクランキング処理と、前記エンジンが駆動状態となると前記第1クラッチおよび前記第2クラッチを完全締結状態に向けて制御するクラッチ締結処理と、を実行するエンジン始動制御部と、 このエンジン始動制御部に含まれ、前記クランキング処理の実行時に、前記第2クラッチ伝達トルク容量を、前記スリップの開始状態から予め設定された第1増加勾配にて増加させる第1増加処理と、前記第1増加勾配よりも緩やかな第2増加勾配により増加させる第2増加処理と、を実行する第2クラッチトルク増加勾配制御部と、 を備えていることを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
IPC (8件):
B60W 10/02 ,  B60W 20/00 ,  B60K 6/48 ,  B60W 10/06 ,  B60W 10/08 ,  B60K 6/547 ,  B60L 11/14 ,  B60W 10/04
FI (9件):
B60K6/20 360 ,  B60K6/48 ,  B60K6/20 310 ,  B60K6/20 320 ,  B60K6/547 ,  B60L11/14 ,  B60W10/00 102 ,  B60W10/02 ,  B60W10/06
Fターム (33件):
3D202AA08 ,  3D202BB05 ,  3D202BB12 ,  3D202BB37 ,  3D202BB67 ,  3D202CC02 ,  3D202CC35 ,  3D202CC42 ,  3D202DD01 ,  3D202DD05 ,  3D202DD18 ,  3D202DD26 ,  3D202DD32 ,  3D202DD33 ,  3D202FF07 ,  3D202FF12 ,  3D202FF13 ,  3D241AA32 ,  3D241AC04 ,  3D241AC11 ,  3D241AD10 ,  3D241AD19 ,  3D241AD21 ,  3D241AE23 ,  5H125AA01 ,  5H125AB01 ,  5H125AC08 ,  5H125AC12 ,  5H125BA00 ,  5H125BE05 ,  5H125CA01 ,  5H125CA09 ,  5H125EE42

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