特許
J-GLOBAL ID:201703003549851328

支持体、支持体の製造方法、及び支持体を用いた皮膚貼付剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  植木 久彦 ,  菅河 忠志 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-039452
公開番号(公開出願番号):特開2017-154999
出願日: 2016年03月01日
公開日(公表日): 2017年09月07日
要約:
【課題】本発明は、支持体に剥離シートなどを形成せずに、皮膚貼付剤を片手で貼れる程度にまで垂直剛軟度を高めても、伸縮性に優れ、薄地で使用感のよい皮膚貼付剤用支持体を提供する。【解決手段】本発明の支持体は、捲縮繊維及び前記捲縮繊維よりも融点が低い低融点繊維を含む不織布製支持体であって、 支持体100質量%中、低融点繊維が7質量%以上45質量%以下含まれ、 目付が60g/m2以上250g/m2以下、厚さが0.45mm以上2.5mm以下であり、 垂直剛軟度が45°以上90°以下であることを特徴とする。【選択図】図1(c)
請求項(抜粋):
捲縮繊維及び前記捲縮繊維よりも融点が低い低融点繊維を含む不織布製支持体であって、 支持体100質量%中、低融点繊維が7質量%以上45質量%以下含まれ、 目付が60g/m2以上250g/m2以下、厚さが0.45mm以上2.5mm以下であり、 下記試験によって測定される垂直剛軟度が45°以上90°以下であることを特徴とする支持体。 〔垂直剛軟度試験〕 1)前記支持体から縦(MD方向)10cm×横(CD方向)15cmの長方形サンプルを切り出し、 2)薬剤塗膏予定面を上にして水平状態にし、サンプルの長手方向端辺から幅5cmの部分を、サンプルの上下から一対の変形しない12cm×12cm×12cmの立方体で挟着し固定し、 3)薬剤塗膏予定面を上にしたまま挟着部を水平に保つ一方、挟着部先の非挟着部を自然に垂らし、その後、挟着部と非挟着部の境界線が鉛直方向に一致するように一対の立方体を同時に5秒かけてゆっくりと90°回転させ、回転後30秒間保持した後、 4)非挟着部における上辺の頂点を、回転後の挟着部の下辺を含む水平面に平行投影して投影点Pとし、 5)投影点Pを通りかつ前記境界線と直交する直線Lと、回転後の挟着部のサンプル下辺を延長した直線Mがなす角θ(°)を求め、下記式に基づいて垂直剛軟度を算出する。 垂直剛軟度(°)=90°-θ
IPC (1件):
A61K 9/70
FI (1件):
A61K9/70
Fターム (10件):
4C076AA72 ,  4C076AA77 ,  4C076BB31 ,  4C076EE02 ,  4C076EE23 ,  4C076EE24 ,  4C076EE26 ,  4C076EE48 ,  4C076FF70 ,  4C076GG50
引用特許:
審査官引用 (4件)
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