特許
J-GLOBAL ID:201703003614390970

高Si高Al極低炭素鋼の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-029656
公開番号(公開出願番号):特開2017-145486
出願日: 2016年02月19日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】取鍋スラグのスラグライン煉瓦のコーティングの効果により、スラグライン煉瓦の溶損を防止し、スラグライン煉瓦からCの溶出の防止が可能な取鍋スラグを生成させ、その取鍋スラグの融点及び粘度の上昇を抑制して、高Si高Al極低炭素鋼を効率良く安定に溶製できる溶製方法の提供。【解決手段】転炉にて脱炭吹錬を施した溶鋼を、スラグライン煉瓦としてMgO、Cを主成分とする耐火煉瓦を使用した取鍋に収容し、取鍋内の取鍋スラグにMgOを投入して取鍋スラグのMgO含有量を7〜10質量%に調整し、RH真空脱ガス装置で溶鋼に真空脱ガス処理を施し、C:0.0010質量%以下、Si:2.0〜3.0質量%、Mn:1.0〜2.0質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、Al:0.4〜1.2質量%を含有する高Si高Al極低炭素鋼を得る方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
転炉にて脱炭吹錬を施した溶鋼を、スラグライン煉瓦としてMgO、Cを主成分とする耐火煉瓦を使用した取鍋に収容し、該取鍋内の取鍋スラグにMgOを投入して該取鍋スラグのMgO含有量を7〜10質量%に調整した後、RH真空脱ガス装置を用いて前記溶鋼に真空脱ガス処理を施して、C:0.0010質量%以下、Si:2.0〜3.0質量%、Mn:1.0〜2.0質量%、P:0.05質量%以下、S:0.02質量%以下、Al:0.4〜1.2質量%を含有する高Si高Al極低炭素鋼を溶製することを特徴とする高Si高Al極低炭素鋼の溶製方法。
IPC (5件):
C21C 7/00 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/10
FI (6件):
C21C7/00 C ,  C22C38/00 303U ,  C22C38/06 ,  C21C7/00 Q ,  C21C7/04 A ,  C21C7/10 A
Fターム (18件):
4K013AA04 ,  4K013AA09 ,  4K013BA02 ,  4K013BA05 ,  4K013BA07 ,  4K013CB02 ,  4K013CE01 ,  4K013CE06 ,  4K013CF13 ,  4K013CF19 ,  4K013DA08 ,  4K013DA12 ,  4K013EA01 ,  4K013EA19 ,  4K013EA28 ,  4K013FA02 ,  4K013FA05 ,  4K013FA06

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