特許
J-GLOBAL ID:201703003764027733

ワイヤレス電力伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人 楓国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013073611
公開番号(公開出願番号):WO2014-091802
出願日: 2013年09月03日
公開日(公表日): 2014年06月19日
要約:
電界結合により、送電装置(1)から受電装置(2)へ電力を伝送するワイヤレス電力伝送システム(100)において、受電装置(2)は、アクティブ電極(11)とパッシブ電極(12)とに生じた交流電圧を整流および平滑する回路を含む受電モジュール(25)と、二次電池(3A)と、送電装置(1)からの電力伝送時に受電モジュール(25)に生じる熱を送電装置1へ伝える熱伝導板(13)とを備える。送電装置(1)は、入力される直流電圧を交流電圧に変換して、アクティブ電極(11)及びパッシブ電極(12)の間に印加する送電モジュール(15)と、熱伝導板(23)と接触して受電装置2から受熱する熱伝導板(13)とを備える。これにより、最も発熱が大きくなる「充電しながら機器駆動する」場合でも、受電装置の温度上昇を抑制し、かつ装置の大型化を防ぐワイヤレス電力伝送システムを提供する。
請求項(抜粋):
電界結合により、送電装置から受電装置へ電力を伝送するワイヤレス電力伝送システムにおいて、 前記受電装置は、 受電側アクティブ電極と、 基準電位に接続された受電側パッシブ電極と、 前記受電側アクティブ電極と前記受電側パッシブ電極とに生じた交流電圧を整流および平滑する回路を含む受電側回路と、 前記受電側回路から供給される電力を蓄える二次電池と、 前記受電側回路から電力供給されている場合は前記受電側回路から、前記受電側回路から電力が供給されていない場合は前記二次電池から、電力を得て駆動する負荷と、 前記受電側回路からの熱を放熱する受電側放熱部と、 送電装置からの電力伝送時に前記受電側回路に生じる熱が伝わる受電側熱伝導体と、 を備え、 前記送電装置は、 前記受電側アクティブ電極と間隙をおいて対向する送電側アクティブ電極と、 前記受電側パッシブ電極と直接接触し、または間隙をおいて対向する送電側パッシブ電極と、 入力される直流電圧を交流電圧に変換して、前記送電側アクティブ電極および前記送電側パッシブ電極の間に印加する送電側回路と、 直接または間接的に前記受電側熱伝導体から受熱する送電側熱伝導体と、 を備え、 前記受電側放熱部の熱容量は、前記二次電池に充電しながら前記負荷を駆動する際に必要な熱容量に満たないものであって、前記送電側熱伝導体に伝熱させることで、前記二次電池に充電しながら前記負荷を駆動する際に必要な熱容量を確保するようにしたことを特徴とする、ワイヤレス電力伝送システム。
IPC (2件):
H02J 50/00 ,  H05K 7/20
FI (2件):
H02J17/00 C ,  H05K7/20 B
Fターム (11件):
5E322AA01 ,  5E322AA02 ,  5E322AA03 ,  5E322AA11 ,  5E322AB11 ,  5E322EA11 ,  5E322FA04 ,  5H030AS14 ,  5H030BB09 ,  5H030DD18 ,  5H030FF26

前のページに戻る