特許
J-GLOBAL ID:201703003764884105

コンクリートにおいて燃料排ガス水銀を封鎖する組成物および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人小田島特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-152454
公開番号(公開出願番号):特開2017-013061
出願日: 2016年08月03日
公開日(公表日): 2017年01月19日
要約:
【課題】燃料排ガスから吸着された水銀を、空気連行混合物を含有するコンクリートにおいて封鎖することができる、炭素質水銀吸着材を提供する。【解決手段】蒸気、又はCO2による活性化、遊離酸素を含有する環境における活性化、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される方法により活性化されたヤシ殻、木材、または亜炭から作製される炭素チャー(carbon char)であって、炭素1グラムあたり約30ミリグラム未満のアシッドブルー80指標を有し、フライアッシュおよび水銀を含有する燃料排ガス流に注入することができ、その後フライアッシュをガス流から除去することができる、炭素質水銀吸着材。【選択図】図1
請求項(抜粋):
-木材、亜炭、ヤシ殻、およびこれらの組み合わせからなる炭素質水銀吸着剤前駆体を準備することと、 -蒸気による活性化、CO2による活性化、遊離酸素を含有する環境における活性化、およびこれらの組み合わせからなる群から選択される方法により前記水銀吸着剤前駆体を活性化または再活性化して、活性化炭素質水銀吸着剤を提供することであって、前記活性化温度および時間は、前記活性化炭素質水銀吸着剤のアシッドブルー80指標が吸着剤1グラムあたり30mgを超えないように制限されることと、 -活性化または再活性化後、前記活性化炭素質水銀吸着剤を約325メッシュ未満の平均粒径に粉砕することと、 -前記活性化炭素質水銀吸着剤を、水銀、水銀含有化合物、またはこれらの組み合わせ、ならびにフライアッシュ、セメントキルンダスト、またはフライアッシュとセメントキルンダストとの組み合わせを含有するガス流に注入し、前記活性化炭素質水銀吸着剤を水銀または水銀含有化合物と接触させて、吸着水銀を有する水銀吸着剤を作出することと、 -吸着水銀を有する前記水銀吸着剤を、微粒子制御装置内で、フライアッシュ、セメントキルンダスト、または両方と共に前記ガス流から除去することと、を含み、 その結果、フライアッシュ、セメントキルンダスト、または両方を伴う、吸着水銀を有する前記水銀吸着剤が、空気連行混合物と組み合わされて、セメント質またはポゾラン質組成物を提供するのに適している、方法。
IPC (6件):
B01D 53/64 ,  B01J 20/20 ,  B01J 20/30 ,  B01J 20/28 ,  B01D 53/83 ,  C01B 32/336
FI (6件):
B01D53/64 100 ,  B01J20/20 B ,  B01J20/30 ,  B01J20/28 Z ,  B01D53/83 ,  C01B31/10
Fターム (38件):
4D002AA28 ,  4D002AA29 ,  4D002AC01 ,  4D002AC05 ,  4D002BA04 ,  4D002BA14 ,  4D002CA11 ,  4D002DA41 ,  4D002EA05 ,  4D002EA14 ,  4D002HA10 ,  4G066AA05B ,  4G066AA09D ,  4G066AA14D ,  4G066AA43D ,  4G066BA09 ,  4G066BA20 ,  4G066BA36 ,  4G066CA47 ,  4G066DA02 ,  4G066FA18 ,  4G066FA21 ,  4G146AA06 ,  4G146AB01 ,  4G146AC02A ,  4G146AC02B ,  4G146AC28A ,  4G146AC28B ,  4G146AD32 ,  4G146BA25 ,  4G146BA31 ,  4G146BA32 ,  4G146BC03 ,  4G146BC23 ,  4G146BC33B ,  4G146BC37B ,  4G146BD02 ,  4G146CB09

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