特許
J-GLOBAL ID:201703003767462783

トルク伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 貝塚 亮平 ,  岩田 啓
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2016052216
公開番号(公開出願番号):WO2016-121772
出願日: 2016年01月26日
公開日(公表日): 2016年08月04日
要約:
トルク伝達シャフト(10)を等速ジョイントなど他の部材に圧入する工程において、端部ジョイント(12)と円筒軸(18)との結合部におけるアウタカラー(20)(接続部材)の位置ずれや脱落を効果的に防止しながらも、端部ジョイント(12)と円筒部材(18)との結合強度を高めて高い伝達トルクが得られるようにする。端部ジョイント(12)に形成した環状の溝部には、アウタカラー(20)を突き当てて係止するためのサークリップ(15)が嵌合している。そして、アウタカラー(20)の小径部の端面に複数の窪み部(27)が形成されており、この窪み部(27)は、セレーション部(14)と小径部(26)との間のクリアランス(44)をアウタカラー(20)の外部に連通している。接着剤に含有される気泡がこの窪み部を通ってクリアランス(44)の外部に排出されるので、クリアランス(44)内が接着材で隙間無く充填される。
請求項(抜粋):
一端側から他端側へトルクを伝達する軸状の端部ジョイントと、 前記端部ジョイントの一端の外周面に形成されたセレーション部と、 前記セレーション部の一部にその内周面が嵌合する円筒部材と、 前記端部ジョイントと前記円筒部材とを接続する筒状の接続部材と、を備え、 前記接続部材は、前記円筒部材の一端の外周面に嵌合する大径部と、前記セレーション部に嵌合する小径部とを有し、 前記端部ジョイントにおける前記セレーション部に隣接する位置には、前記接続部材の前記小径部の端面を突き当てて係止するための係止具が設置されており、 前記小径部の前記端面には、該端面を軸方向に窪ませてなる一又は複数の窪み部が形成されており、 前記窪み部は、前記セレーション部と前記小径部との間に設けたクリアランスを前記接続部材の外部に連通していることを特徴とするトルク伝達装置。
IPC (2件):
F16D 1/02 ,  F16D 1/027
FI (3件):
F16D1/02 210 ,  F16D1/027 ,  F16D1/02 300

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