特許
J-GLOBAL ID:201703003860507495

微生物核酸の定性的および定量的検出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  竹内 茂雄 ,  山本 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-076448
公開番号(公開出願番号):特開2016-187338
出願日: 2016年04月06日
公開日(公表日): 2016年11月04日
要約:
【課題】生物学的試料中の微生物核酸を同時に検出及び定量化するための方法 。【解決手段】微生物核酸を単離及び精製し、少なくとも第1対照核酸、前記の微生物核酸の別個の配列部分に、及び前記の対照核酸の別個の配列部分に、特異的にハイブリダイズする1種類以上のプライマーペア、並びにこれらの1種類以上のプライマーペアにより増幅された配列のそれぞれに特異的にハイブリダイズするプローブを含む反応混合物を提供し、ここで前記の微生物核酸及び前記の対照核酸は異なるプローブにハイブリダイズし、前記の生物学的試料を前記の反応混合物に添加する。核酸の増幅、好ましくはポリメラーゼ連鎖反応に基づくを実施し、増幅産物により生成する、前記の対照核酸及び前記の微生物核酸の濃度に比例する蛍光シグナルを検出及び測定し、前記の微生物核酸及び前記の第1対照核酸シグナルの比較により、前記の生物学的試料中の前記の微生物核酸の量を決定する。【選択図】図1a
請求項(抜粋):
生物学的試料中の微生物核酸を同時に検出および定量化するための方法であって、以下のことを含む方法: a)前記の微生物核酸を単離および精製し; b)少なくとも第1対照核酸、前記の微生物核酸の別個の配列部分に、および前記の対照核酸の別個の配列部分に、特異的にハイブリダイズする1種類以上のプライマーペア、ならびにこれらの1種類以上のプライマーペアにより増幅された配列のそれぞれに特異的にハイブリダイズするプローブを含む反応混合物を提供し、ここで前記の微生物核酸および前記の対照核酸は異なるプローブにハイブリダイズする; c)前記の生物学的試料を前記の反応混合物に添加し; d)1回以上のサイクル工程を実施し、ここでサイクル工程は増幅工程を含み、この増幅工程は、もし前記の試料中に存在するならば前記の微生物核酸に由来する1個以上の増幅産物を生成することおよび前記の対照核酸に由来する増幅産物を生成することを含み、ここでサイクル工程はハイブリダイズ工程を含み、このハイブリダイズ工程は前記のプライマーペアにより増幅された配列を前記のプローブとハイブリダイズさせることを含み、ここでそれらのプローブはドナー蛍光部分および対応するアクセプター蛍光部分で標識されており、それらのプローブのそれぞれは異なる蛍光色素を有する; e)前記の増幅産物により生成する、前記の対照核酸および前記の微生物核酸の濃度に比例する蛍光シグナルを検出および測定し、ここで前記の対照核酸の増幅産物の存在は、前記の微生物核酸に関する増幅産物の非存在下においてさえもその反応混合物において増幅が起こっていることを示す。
IPC (1件):
C12Q 1/68
FI (1件):
C12Q1/68 A
Fターム (11件):
4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QQ03 ,  4B063QQ42 ,  4B063QR08 ,  4B063QR55 ,  4B063QR62 ,  4B063QS03 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02

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