特許
J-GLOBAL ID:201703004025764602
尿素水溶液の処理方法および装置
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
宮崎 昭夫
, 緒方 雅昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-103473
公開番号(公開出願番号):特開2017-209615
出願日: 2016年05月24日
公開日(公表日): 2017年11月30日
要約:
【課題】尿素、アンモニア及び二酸化炭素を少量含む尿素水溶液の処理において残留尿素濃度を1ppm以下にし、残留アンモニア濃度を低くし、LHSVを大きくし、機器サイズの増大を抑制する。【解決手段】第1ストリッパーで尿素、アンモニア及び二酸化炭素を含有する水溶液を0.2〜0.6MPaAでスチームストリッピングすることによりこの水溶液からアンモニア及び二酸化炭素を気相に分離する第1のストリッピング工程;触媒加水分解器で第1のストリッピング工程から得られた溶液中の尿素をLHSV10〜20h-1、1.1〜3.1MPaA、180〜230°Cで加水分解する加水分解工程;並びに、第2ストリッパーで加水分解工程から得られた液をスチームストリッピングすることによりこの液からアンモニアおよび二酸化炭素を気相に分離する第2のストリッピング工程を有する、尿素水溶液の処理方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1のストリッパーにおいて、尿素、アンモニアおよび二酸化炭素を含有する水溶液を、スチームを用いて圧力0.2〜0.6MPaAでストリッピングすることにより、この水溶液からアンモニアおよび二酸化炭素を気相に分離して、ストリッピングされた溶液を得る、第1のストリッピング工程;
触媒を含む加水分解器である触媒加水分解器において、第1のストリッピング工程から得られた溶液中の尿素を、LHSV10〜20h-1、圧力1.1〜3.1MPaA、温度180〜230°Cで、加水分解する、加水分解工程;並びに、
第2のストリッパーにおいて、加水分解工程から得られた液を、スチームを用いてストリッピングすることにより、この液からアンモニアおよび二酸化炭素を気相に分離する、第2のストリッピング工程
を有する、尿素水溶液の処理方法。
IPC (3件):
C02F 1/58
, B01D 19/00
, C02F 1/20
FI (5件):
C02F1/58 A
, B01D19/00 F
, C02F1/20 A
, C02F1/58 P
, C02F1/20 B
Fターム (14件):
4D011AA13
, 4D011AA15
, 4D037AA13
, 4D037AB11
, 4D037AB12
, 4D037BA23
, 4D037BB05
, 4D037BB06
, 4D038AA08
, 4D038AB08
, 4D038AB12
, 4D038AB29
, 4D038BB01
, 4D038BB03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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特開昭53-052274
-
特公平6-091987
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特公明3-011366
-
特開昭57-118011
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審査官引用 (4件)
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特開昭53-052274
-
特公平6-091987
-
特公明3-011366
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