特許
J-GLOBAL ID:201703004057602485
ガスタービンシステムおよびガスタービン運転方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
原嶋 成時郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-025741
公開番号(公開出願番号):特開2017-145694
出願日: 2016年02月15日
公開日(公表日): 2017年08月24日
要約:
【課題】 TITがどの程度制御目標温度に近づいているのかを調べて、TITを補正することを可能にするガスタービンシステムおよびガスタービン運転方法を提供する。【解決手段】 関係式を用いてTITを算出し、算出値をTIT計算値としてガスタービン3の制御用に出力する演算装置7を備えている。演算装置7は、実機のタービン翼の基材に施されているコーティングと、基材との間の界面拡散層の変化から、基材の加熱温度を推定する第2の基材温度推定手段7Ccと、燃焼ガスの流れがタービン翼に与える影響を、燃焼ガスが流入するときのTITと、基材の各部位の温度との関係であって熱流動解析で調べた関係を記憶し、先の加熱温度に対応するTITを記憶している関係から導出して、実際に使用されたガスタービン3のTIT推定値とする第1の基材温度推定手段7Cbとを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ガスタービンのタービン入口温度を所定の関係式を用いて算出し、算出した値をタービン入口温度計算値として前記ガスタービンの制御用に出力する演算装置を備え、
前記演算装置は、
実際に使用されたガスタービンのタービン翼の基材に施されているコーティングと、この基材との間に形成されている界面拡散層の変化から、前記基材の加熱温度を推定する第1の手段と、
前記ガスタービンに流入する燃焼ガスの流れが前記タービン翼に与える影響を、この燃焼ガスが流入するときの温度であるタービン入口温度と、前記基材の各部位の温度との関係であって熱流動解析により調べた関係をあらかじめ記憶し、前記第1の手段が推定した加熱温度に対応するタービン入口温度を前記あらかじめ記憶している関係から導出して、前記実際に使用されたガスタービンのタービン入口温度推定値とする第2の手段と、
を備えることを特徴とするガスタービンシステム。
IPC (3件):
F02C 7/00
, F02C 9/28
, F02C 9/00
FI (3件):
F02C7/00 A
, F02C9/28 C
, F02C9/00 B
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