特許
J-GLOBAL ID:201703004093863317

単気筒4ストロークエンジンの工程判別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-080002
公開番号(公開出願番号):特開2017-190703
出願日: 2016年04月13日
公開日(公表日): 2017年10月19日
要約:
【課題】センサーレスでありながら4ストロークエンジンの圧縮工程と排気工程とを識別を判断する制御方法の提供。【解決手段】ピストン速度を点火コイルによる誘起電圧として検出し、誘起電圧を波形成形した矩形波の回転検出信号から検出し得るパルス間隔を判別区間とし、今回回転運動が終了し、次回回転運動の開始時に、今回のいずれかの判別区間と今回最終判別区間の今回比を算出し、次に、得られた今回比を、前回のいずれかの判別区間と前回最終判別区間から求める前回比と比べ、その変化比率Aが閾値A以下で、且つ、次回回転運動時が終了し、次々回回転運動の開始時に、次回のいずれかの判別区間と次回最終判別区間の次回比を算出し、得られた次回比を、今回回転運動時に得られる今回比と比べ、その変化比率Bが閾値B以上の場合、次々回回転運動は捨て火と判定する単気筒4ストロークエンジンの工程判別方法。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
単気筒4ストロークエンジンにおける圧縮工程と排気工程とを判別する単気筒4ストロークエンジンの制御方法において、 該単気筒4ストロークエンジンのクランク軸に直結したフライホイールの外周に設けられた磁石によって、ピストン速度を点火コイルに誘起された電圧として検出し、該誘起電圧を波形成形した矩形波の回転検出信号(INT信号)から検出し得る一定のパルス間隔を判別区間(CycleNseg)と定義し、 該判別区間の最終区間を最終判別区間(CycleNseg Fi)とし、 今回のピストン回転運動が終了し、次回のピストン回転運動が開始される時の該INT信号の次回INT1時に、今回のいずれかの判別区間(CycleNseg X)と今回の最終判別区間(CycleNseg Fi)の今回比(CycleNseg X/CycleNseg Fi)を算出し、 次に、得られた今回比を、前回のピストン回転運動時における前回のいずれかの判別区間と前回の最終判別区間から算出される前回比と比較し、その数値である変化比率A(前回比/今回比)が閾値A以下であり、 且つ、次回のピストン回転運動時が終了し、次々回のピストン回転運動が開始される時の該INT信号の次々回INT1時に、次回のいずれかの判別区間と次回の最終判別区間の次回比を算出し、得られた次回比を、今回ピストン回転運動時に得られる今回比と比較し、その数値である変化比率B(今回比/次回比)が閾値B以上の場合、 次々回のピストン回転運動は捨て火になると判定する ことを特徴とする単気筒4ストロークエンジンの工程判別方法。
IPC (2件):
F02D 45/00 ,  F02P 7/067
FI (3件):
F02D45/00 362F ,  F02P7/067 301A ,  F02P7/067 303Z
Fターム (23件):
3G019AA10 ,  3G019AC04 ,  3G019AC05 ,  3G019BA01 ,  3G019BA02 ,  3G019CA03 ,  3G019CA11 ,  3G019DB07 ,  3G019DC06 ,  3G019GA00 ,  3G019GA06 ,  3G019HA05 ,  3G384AA01 ,  3G384AA22 ,  3G384AA24 ,  3G384BA23 ,  3G384DA20 ,  3G384ED06 ,  3G384ED07 ,  3G384ED12 ,  3G384FA51Z ,  3G384FA56Z ,  3G384FA58Z

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