特許
J-GLOBAL ID:201703004260122588

電磁石用リード線のシール構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 茂樹 ,  山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-075699
公開番号(公開出願番号):特開2017-187103
出願日: 2016年04月05日
公開日(公表日): 2017年10月12日
要約:
【課題】 励磁コイルのリード線が貫通する部分のシール性が高い電磁石用リード線のシール構造を提供する。【解決手段】コイル収容溝27を有する環状のヨーク22と、励磁コイル38のリード線42が通される配線用の孔51と、この孔内に配置されたシール部材32と、励磁コイル38を封止する絶縁樹脂39とを備える。配線用の孔51は、装置外面に開口するケース24の貫通孔35(第1の孔部)と、ヨーク22の凹陥部33(第2の孔部)とを有する。絶縁樹脂39は、凹陥部33内に先端面56aが位置する突出部56を有する。シール部材32は、柱状部61と、凹陥部33内に位置するフランジ部62(板状部)とを有する。フランジ部62は、ケース24の装置内面24aと絶縁樹脂39の先端面56aとによって挟まれて圧縮されている。【選択図】 図12
請求項(抜粋):
励磁コイルが収容される環状溝が形成された環状のヨークと、 前記ヨークの軸線方向に延びて前記環状溝の底に一端が開口するとともに他端が装置外面に開口し、前記励磁コイルに接続されたリード線が通される配線用の孔と、 弾性材によって形成され、前記リード線が液密に嵌合した状態で前記配線用の孔内に配置されたシール部材と、 前記励磁コイルおよびこの励磁コイルと前記リード線との接続部を封止する絶縁樹脂とを備え、 前記配線用の孔は、 前記装置外面に開口する第1の孔部と、 前記第1の孔部における前記環状溝に近接する一端に接続され、前記第1の孔部より開口幅が広く形成された第2の孔部とを有し、 前記絶縁樹脂は、前記環状溝内から前記第2の孔部まで延びて先端面が前記第2の孔部内で前記ヨークの軸線と直交する方向に延びる突出部を有し、 前記シール部材は、 前記第1の孔部に挿入された柱状部と、 前記第2の孔部内で前記ヨークの軸線と直交する方向に延びる板状部と、 これらの柱状部および板状部を貫通するリード線用の貫通孔とを有し、 前記板状部は、第1の孔部と第2の孔部との境界から前記ヨークの軸線と直交する方向に延びる孔壁面と、前記突出部の先端面とによって挟まれて圧縮されていることを特徴とする電磁石用リード線のシール構造。
IPC (1件):
F16D 27/10
FI (1件):
F16D27/10 C

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