特許
J-GLOBAL ID:201703004335408253

ガンマ線検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人酒井国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-122998
公開番号(公開出願番号):特開2016-188869
出願日: 2016年06月21日
公開日(公表日): 2016年11月04日
要約:
【課題】測定精度および分解能を向上させることができるガンマ線検出システムを提供すること。【解決手段】ガンマ線検出システムの複数の時間デジタル変換器において、第1遅延列回路は、異なる光電子増倍管からの2つ以上の検出信号を加算することによって形成される信号の各々のエッジに対応する開始信号と停止信号との間の遅延時間に対応する第1の値を生成する。遅延素子は、開始信号に所定の遅延を与えることにより遅延開始信号を生成する。第2遅延列回路は、遅延開始信号と停止信号との間の遅延時間に対応する第2の値を生成する。合成回路は、第1の値および第2の値に基づいて、ガンマ線の到達時間に対応する出力値を15〜25psの精度で生成する。複数の時間デジタル変換器は、1つの時間デジタル変換器にて、複数の光電子増倍管からの複数の検出信号が所定の閾値を超える場合に電子パルスを生成する弁別器からの電子パルスを受けることで始動する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガンマ線との相互作用に応じてシンチレーション光を生成する複数のシンチレーション結晶と、 前記シンチレーション結晶により生成される前記シンチレーション光を検出するために配置され、前記シンチレーション光の検出に応じて複数の検出信号を生成する複数の光電子増倍管と、 前記複数の光電子増倍管からの前記複数の検出信号が所定の閾値を超える場合に電子パルスを生成する弁別器と、 前記ガンマ線の到達時間を決定する複数の時間デジタル変換器と、 を備え、 前記複数の時間デジタル変換器は、 前記複数の検出信号において、異なる光電子増倍管からの2つ以上の検出信号を加算することによって形成される信号の各々のエッジに対応する開始信号と停止信号との間の遅延時間に対応する第1の値を生成する第1遅延列回路と、 前記開始信号に所定の遅延を与えることにより遅延開始信号を生成する少なくとも一つの遅延素子と、 前記遅延開始信号と前記停止信号との間の遅延時間に対応する第2の値を生成する少なくとも一つの第2遅延列回路と、 前記第1の値および前記第2の値に基づいて、前記ガンマ線の前記到達時間に対応する出力値を15〜25psの精度で生成する合成回路と、を有し、 前記複数の時間デジタル変換器のうち1つの時間デジタル変換器にて前記弁別器からの前記電子パルスを受けることで始動すること、 を特徴とするガンマ線検出システム。
IPC (3件):
G01T 1/20 ,  G01T 1/172 ,  H03K 5/26
FI (4件):
G01T1/20 L ,  G01T1/20 F ,  G01T1/172 ,  H03K5/26 P
Fターム (17件):
2G188AA02 ,  2G188BB04 ,  2G188CC12 ,  2G188CC21 ,  2G188DD05 ,  2G188EE07 ,  2G188EE12 ,  2G188EE16 ,  2G188EE29 ,  5J039JJ06 ,  5J039JJ13 ,  5J039KK00 ,  5J039KK04 ,  5J039KK13 ,  5J039KK20 ,  5J039KK31 ,  5J039MM16

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