特許
J-GLOBAL ID:201703004361594383

放射性廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人東京国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-098043
公開番号(公開出願番号):特開2017-207297
出願日: 2016年05月16日
公開日(公表日): 2017年11月24日
要約:
【課題】ホウ素を含む放射性廃液を、高い強度を有するセメント固化体に処理できるとともに、一度に多量の廃液をセメント固化処理できる放射性廃液の処理方法を提供する。【解決手段】ホウ素を含む放射性廃液の処理方法は、ホウ素を含む放射性廃液10にアルカリ金属またはアルカリ金属化合物11を添加するアルカリ添加工程S10と、添加された放射性廃液10を乾燥させて放射性廃液10の水分を蒸発させた濃縮物(乾燥粉体12)を得る乾燥工程S11と、乾燥粉体12と混練水13とを混合させて溶解液14にする溶解工程S12と、溶解液14に含まれるアルカリ金属ホウ酸塩の融点以上に溶解液14を昇温する昇温工程S13と、昇温させた溶解液14に水硬性無機固化材15を添加して、溶解液14と水硬性無機固化材15とを混練する混練工程と、を含む。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ホウ素を含む放射性廃液にアルカリ金属またはアルカリ金属化合物を添加するアルカリ添加工程と、 添加された前記放射性廃液を乾燥させて前記放射性廃液の水分を蒸発させた濃縮物を得る乾燥工程と、 前記濃縮物と混練水とを混合させて溶解液にする溶解工程と、 前記溶解液に含まれるアルカリ金属ホウ酸塩の融点以上に前記溶解液を昇温する昇温工程と、 昇温させた前記溶解液に水硬性無機固化材を添加して、前記溶解液と前記水硬性無機固化材とを混練する混練工程と、を含むことを特徴とする放射性廃液の処理方法。
IPC (2件):
G21F 9/16 ,  G21F 9/08
FI (3件):
G21F9/16 521D ,  G21F9/08 511F ,  G21F9/16 521A

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