特許
J-GLOBAL ID:201703004376993772
ハンセン溶解度パラメータの計算システムおよび計算方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
森岡 正往
, 近藤 由美
, 特許業務法人SANSUI国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-057636
公開番号(公開出願番号):特開2017-173056
出願日: 2016年03月22日
公開日(公表日): 2017年09月28日
要約:
【課題】固体のハンセン溶解度パラメータ(HSP)を精度良く計算し得る技術を提供する。【解決手段】固体の既知の表面自由エネルギーの各成分項とm種類(m≧3)のプローブ液の既知のハンセン溶解度パラメータおよび既知の表面自由エネルギーの各成分項を用いて検討対象である固体とプローブ液との界面自由エネルギーを計算する手段と、プローブ液を高親和性であると判定し、或いはプローブ液を検討対象である固体に対し低親和性であると判定する手段と、3軸の座標の次元が該ハンセン溶解度パラメータの各成分項であるハンセン空間において高親和性であると判定されたプローブ液の座標を含み、かつ、低親和性であると判定されたプローブ液の座標を含まないハンセン溶解球の中心座標を計算して検討対象となる固体のハンセン溶解度パラメータとする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
下記(1a)〜(1c)式または(2a)〜(2c)式(以下、「計算式」という。)に含まれる検討対象である固体の既知の表面自由エネルギーの各成分項γSiとm種類(m≧3)のプローブ液の既知のハンセン溶解度パラメータおよび既知の表面自由エネルギーの各成分項γLiとを用いて、該検討対象である固体と該プローブ液の界面自由エネルギーγSLを計算する手段と、
該界面自由エネルギーγSLが判定値J以下である場合に該プローブ液を該検討対象である固体に対し高親和性であると判定し、該界面自由エネルギーγSLが判定値Jを超える場合に該プローブ液を該検討対象である固体に対し低親和性であると判定する手段と、
3軸の座標の次元が該ハンセン溶解度パラメータの各成分項であるδD/2、δP、δHであるハンセン空間において該高親和性であると判定された該プローブ液の座標を含み、かつ、該低親和性であると判定された該プローブ液の座標を含まないハンセン溶解球の中心座標を計算して該検討対象となる固体のハンセン溶解度パラメータとする手段と、
を有するハンセン溶解度パラメータ計算システム。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
引用文献:
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