特許
J-GLOBAL ID:201703004607201556

セリア-ジルコニア系複合酸化物及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田国際特許業務法人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2013083375
公開番号(公開出願番号):WO2014-196100
出願日: 2013年12月12日
公開日(公表日): 2014年12月11日
要約:
【課題】長時間高温に晒された後においても複合酸化物の結晶相が固溶相単一で、尚且つ高温耐久試験前後で細孔モード径の変化が小さい、及び/又は、高温耐久試験前後で細孔容積の変化が小さいセリア-ジルコニア系複合酸化物を提供する。【解決手段】成分組成が、質量比で、ジルコニアが30%以上80%以下、イットリウム及び原子番号57から71までの希土類元素(セリウム、プロメチウムを除く)から選ばれた1種以上の第三元素の酸化物の合計が0%以上20%以下、残部がセリア及び不可避的不純物からなるCZ系複合酸化物であって、 該複合酸化物は、大気中1100°Cの温度条件で5時間加熱する耐久試験後のX線回折パターンにおいて固溶相単一であると認められるものであり、かつ、大気中1100°Cの温度条件で5時間加熱する耐久試験後の細孔分布のモード径(b)の該耐久試験前のモード径(a)に対する比(b/a)が、1.0≦b/a≦2.0であること、及び/又は前記耐久試験後の細孔容積(d)の該耐久試験前の細孔容積(c)に対する比(d/c)が、0.20≦d/c≦1.00であることを特徴とするCZ系複合酸化物により達成される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
成分組成が、質量比で、ジルコニアが30%以上80%以下、イットリウム及び原子番号57から71までの希土類元素(セリウム、プロメチウムを除く)から選ばれた1種以上の第三元素の酸化物の合計が0%以上20%以下、残部がセリア及び不可避的不純物からなるCZ系複合酸化物であって、 該複合酸化物は、大気中1100°Cの温度条件で5時間加熱する耐久試験後のX線回折パターンにおいて固溶相単一であると認められるものであり、かつ、大気中1100°Cの温度条件で5時間加熱する耐久試験後の細孔分布のモード径(b)の該耐久試験前のモード径(a)に対する比(b/a)が、1.0≦b/a≦2.0であることを特徴とするCZ系複合酸化物。
IPC (1件):
C01G 25/00
FI (1件):
C01G25/00
Fターム (8件):
4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AB03 ,  4G048AC08 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  4G048AE06 ,  4G048AE07

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