特許
J-GLOBAL ID:201703004665000447

ガラス管の製造方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  飯野 智史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-086644
公開番号(公開出願番号):特開2016-210676
出願日: 2016年04月25日
公開日(公表日): 2016年12月15日
要約:
【課題】ガラス、特に石英ガラスの管の製造方法であって中空シリンダーを、単一の成形工程または少数の成形工程において、大きな外径と高い寸法精度とを有するガラス管に成形する方法の提供。【解決手段】(i)中空シリンダー2を調製する工程が、壁面厚さが比較的薄い円周上の位置が中空シリンダー2の縦軸6に沿って決定される工程を含み、(ii)回転する中空シリンダー2をバーナーリング15a、15bで加熱して軟化させる間、壁面厚さが比較的薄い円周上の位置が冷却剤源18を通過する場合にのみ、あるいは主としてその時に、冷却剤を冷却剤源18から変形域の上に分配すること、によって達成される壁面の厚みの不均一化を緩和して壁面厚さの不均一度を抑制するガラス管の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ガラス、特に、石英ガラスの管(22)の製造方法であって、 (a)壁面厚さおよび外径D1を有するガラスの中空シリンダー(2)を調製する工程と、 (b)回転軸(6)の回りに回転する前記中空シリンダー(2)を、前記回転軸(6)に対して動かされる加熱域(20)内において部分区域的に加熱して軟化させる工程と、 (c)軟化領域を、遠心力の作用の下で、および/または、中空シリンダーの内孔(7)に加えられる内部圧力の作用の下で、半径方向に膨張させることによって変形域(14)を形成する工程と、 (d)D1より大きい外径D2を有する管(22)を連続的に成形する工程と、 を含む製造方法において、 (i)方法の工程(a)に従って前記中空シリンダー(2)を調製する工程が、前記壁面厚さが比較的薄い円周上の位置を決定する工程を含むこと、および、 (ii)前記回転する中空シリンダー(2)を加熱して軟化させる間、壁面厚さが比較的薄い円周上の位置が冷却剤源(18)を通過する時にのみ、あるいは主としてその時に、冷却剤(44)を前記冷却剤源(18)から前記変形域(14)の上に分配すること、 を特徴とする方法。
IPC (1件):
C03B 20/00
FI (2件):
C03B20/00 Z ,  C03B20/00 E

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